いちばさん、ワーホリ2年のあと3年目に突入~408COVIDビザのリアル

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定期的にラウンド通信を送ってくださっているWAファーム滞在中のいちばさん。いよいよワーホリ2年の期限が切れてどうなるのかなと思ってたら、コロナ特別ビザ(408 COVID-19 Pandeminc Event Visa)で3年目に突入されたとの由。
メールをいただきましたので、ご本人のご許可を得て転載します。

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田村さん
ご無沙汰しております!いちばです。
少し前までシドニーがロックダウンなんかでバタバタしている印象でしたが、いかがお過ごしですか?

わたしはこの9月頭に2ndワーホリビザが切れました。
仕事面でいえば完全に3rd満たしてはいるものの年齢制限でダメ、
カナダワーホリ31歳誕生日前にプールが開かなくてダメ、
英語や職場や人間関係で悩みまくってもう帰ろうかな……となっていたのです。

が!以前ファームに来ていた日本人の女の子を介して、それまで接触のなかった日本人ワーホリの人たち(パースの周辺に日本人しか働いてないファームもあるらしい)とも知り合って仲間みたいになって、すごく気の合う人もいたりして、なんだか色々楽しくなってきて、そのノリのまま408ビザを申請して、この度また1年オーストラリアに滞在することになりました!(2日前にGrant送られてきたところです!)

408(COVID19 Pandemic Event Visa)のリアル
ここで田村の方からもうちょい詳しく408ビザのリアルな感じを聞きました。
「これって農場の仕事してればフリーパスっぽくもあるんだけど、でも細かく見ると資産証明だのなんだの、この期に及んでまだクソお役所的な要件とかあるんですけど、これって、実際にやった感じでは、どうだったんでしょう?あんまりうるさくなかったのかな?」

408ですが、最近知り合った日本人の人たち含めわたしと近い条件のもうワーホリ終わって帰るしか選択肢がない人たちはこぞって取得しています。というのも、5月ぐらいからhospitality従事者も1年取得可能になって、ホテルやレストランで働いている人も取れるようになっているんです。(だからこそ余計にファームの人材不足に拍車がかかっているのだと思いますが。笑)

わたしが申請した時に提出した書類は、
・個人の証明として→パスポートと運転免許(なくても可)
・資産証明として→Bank statement
・職場の照明として→最新のPayslip(申請のシステムフォーマット上にもかなり細かく職場の情報を入力しました)
・生命保険の加入証明書(このビザはプライベート保険への加入が必要なため)
・ポリスチェック(わたしは付けていなかったのですが、申請したと言っている人は必ずと言っていいほど申請後に請求されています。

ビザ申請にかかる費用はポリスチェック請求の$43ドルだけでした。プライベート保険はMedibankのOverseas Workers向けのものにしましたが、おそらく入っていれば何でも良いと思います。

8月末の2ndが切れる直前に申請して、10月頭に追加書類でポリスチェック送って〜とメールが来て、郵送で送られてきたポリスチェックを写真に撮って、ImmiにアップロードしてからすぐGrantが出ました。
わたしはアップロードがきちんとできているのか心配だったので、ポリスチェックアップしたよ〜とわざわざメールに返信したから即出たのだと思います。(返信して4日後くらいに出たので。笑)
人によっては結構待つみたいです。当たった担当者にもよるのかもしれませんが。笑

周りの農家さんもワーホリ3年目と408で残っているワーカーの取り合いみたいになっていて、時給が高い条件の良いファームがごろごろあります。

心境の変化

定期的にもう帰ろう、そろそろ帰ろう、無理〜となるのに何かしらオーストラリアに足を掴まれている感覚があって不思議だな〜と思っています。まだここでやるべきことがあるんでしょうね。

ワーホリの期間は正直色々思い悩んで逃げるようにこちらに飛んできたのもあって、自分探しと英語に注力を注ぎすぎて、そういえばオーストラリアを全然楽しんでないやってことに気付きまして。
この1年は全力で楽しむことをメインに、帰国する?しない?今後どう生きていきたい?というのをゆっくり考える時期にしようと思っています。

楽しみ第一回として、10月頭に一週間ホリデーを取ってWA北部にあるExmouthという場所をメインに往復2900kmのロードトリップを友達としてきました!いくつか写真添付しますね。

写真1枚〜4枚めはExmouthです。1枚めは入り口にある看板

2枚めTown Beach

3枚めはThe Charles Knife Canyon

4枚目はForth Craft Brewery

5枚めはNambung National Parkにあるピナクルズ

6枚目はKalbarri National Parkです。

わたしのインスタにもう少しまとめた写真があるのでもしご興味があれば……!

(田村返信=青文字)ところで、いい出会いがあって良かったですね~。なんかいろいろ転機になるのかもしれません。
コロナはいい迷惑ではあるんだけど、多くの人にとって、「ちょっとタイム」みたいに、立ち止まって考えるには良かったのかも知れません。これからどうしたいとか、そのへんの漠然とした見通しみたいなものはありますか?「ある」っていうか、なんか変わってきましたか?

本当に良い出会いでした!おそらくこれは大きな転機になると確信しています。
おっしゃる通り本当に「ちょっとタイム」には良い期間だったのだと思います。

今後の見通しはまだはっきりとは決めていないのですが、日本を拠点にしつつ海外を転々としながら自分が楽しく過ごせる何かや場所をひたすら模索していこうかなとぼんやり考えています。この1年でもう少しこの落書きを絵に近付けていけたらな〜という感じです。
もしかしたら一年後には永住権が取れる何かが出るかもしれないし、帰るってなってもまた別の糸口で海外に定期的に出られるような生活がしたいと思っています。そのあたりは日本にいる旦那ともいろいろ話し合っていて、彼が日本を離れるという方向はないんだけど、私がちょこちょこ海外に出ることについては理解してくれているので、そんな方向になるのかなという気もします(それに2年以上日本の地を踏んでいないので、正直そろそろ1回は帰って温泉入って懐石料理食べたい〜というのが強くなってはきていますが。笑)

来る前は割と永住権を取って日本からおさらばしてやる!というような、もうかなりトゲトゲした感じで。笑
WAに来て働き始めてからは色々な面で正直かなり打ちのめされたのと、やっぱり帰らなきゃというのがあって、ワーホリが終わって帰ったら大学へ行って更にスキルを磨いてまたバリバリ働く!家かマンションを買う!って感じになっていて、遊びもせずひたすらお金を貯めてとにかく日本にいた時のような、悪い意味で何かに突き進んでいく、闇雲に忙しくしていないと落ち着かない状態に戻ってしまっていたんです。大人になってからはそうやってずっと生きてきたので、どう止めたら良いかも分からなかったんだと思います。笑

でも心のどこかではそもそも思い悩んでオーストラリアに飛び出してきたので、また日本でやっていた生活に戻ってハッピーな人生を送れるのか……?というのがあって、帰った後のことを決めたあとも、カナダワーホリやまた別の方法でオーストラリアに残る方法はないのだろうかってのはずっと考えて揺れていました。

そういうことからの、面白い仲間たちとの出会いだったので本当何が起こるか分からないな〜としみじみ感じています。

あとちょっと宣伝なんですが、その仲間のひとり(Hiroくんと言います)がワーホリや英語学習についてのPodcastを始めまして、わたしも何回かインタビューを受けていて、録り溜めていたものが少し公開されています。もしお耳に時間かあれば……。(ちなみに最近はわたし、イングリッシュネームのJackieで通しています。)
ちなみに名前は出していませんが、ふんわりと田村さんのことを触れています。(完全に田村さんを頼ってきたイメージが強すぎてその感じで話していて、エージェントじゃないって間違って言ってしまっているのですが……笑)
もしかしたら今後Aplacを紹介できるかもしれません。Hiroくんが今後どんな感じでPodcastを進めていくのか分からないのですが、機会があれば紹介しても良いですか?(田村:全然いいです、てかやって!(笑))
これがpodcastのリンクです。
https://open.spotify.com/show/7rlNlpVd8so1N1JIwNp7YF?si=G2fCXStqTkO1-zwt0wPFdg

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