New Face : 若月妃毬さん

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この春大学を卒業し、4月から新社会人生活が待っている若月妃毬(ひまり)さん。Grad Trip(卒業旅行)としての渡豪でした。
彼女は、帰国オフの際にはいつもお世話になっているマリさんの紹介で、マリさんの従兄弟の娘さんらしいです。こういうのなんて言うの?というと、従姪(じゅうてつ、いとこめい)と言うらしいです。男性だったら従甥(じゅうせい)。でもこんな言葉、使ったことないわ。マリさんには出発間際まであれこれ(厳しい)指導を受けていたらしく、僕の頭の中では、「マリさんのお弟子のヒマリさん」になってます。

去年の8月くらいに相談を受け、最初は12-1月くらいの一ヶ月予定だったのですが、クリスマスホリデーシーズンだと何もかもが高い。特にシェア探し中のバッパーがこの時期週1000ドルを超える。こんなの1ヶ月分のシェア代くらいいってしまうではないか。日程の関係でどうしてもというなら、いっそ学校に行かないでいきなりラウンドしてきたらいいじゃんとか、学校行くならホームステイという手もある(ステイ料金は季節変動がないし、シェアよりも高いし、手配料がかかるけど、それでも千ドル宿代に払うよりは安い)。実際学校にステイ手配が可能かどうか聞いてました(早めに言えば可能だったけど)。ステイにするなら僕の費用も1DAY200ドルでいいよ(なんせシェア探しサポートがないので楽)と。

彼女もあれこれ悩んで、結局出発を遅らせて1月第二週着にされました。これだと週400ドル前後になるのでかなり楽です。そしてシェア探しもすると。

実際に出発するまで、けっこうZOOM(Spatial Chat)はやりましたね。最初は、増川・中村コンビの直前シェア探し講義に参加してもらいシェア探しのリアルを知って(面白そうだと思ったらしい)、そのあと何回かやりました。オンライン独特の良さはありますね。なんせ伝えるべき注意事項が膨大にあるので、膨大なメールを書いてたりするのですが、読んでも頭に入らないだろうし、ニュアンスがわかりにくい。平均以上の文章読解力がないと、咀嚼しきれないでしょう。

ヒマリさんは、大学や就職は東京圏ですが(1年研修やってから全国に飛ばされるらしい)、ご実家&故郷は山形です。山形といえば、過去体験談とか動画に出てもらった美容師の佐藤礼子さんを思い出しますね。今はカナダでママやってますけど。
それと山形といえば、羽曳野チカの漫画で「3月のライオン」って将棋漫画に、島田八段という棋士がでてくるのですが、その人が山形出身で、山形にまつわる染みるエピソードとか出てくるのですよね。山形はさくらんぼと温泉だけど、将棋の町天童市もあるのですよね。

さて、一括パックの一週間ですが、するするっと無難に終わって、僕は楽ちんでした。やっぱマリさん印だけあって、本人の素材キャラが良いからでしょう。初日は2件しかアポがとれず、やっぱ4週だけじゃ厳しいかなと一瞬不安になったけど、翌日は5件、次は7件と尻上がりによくなり、もうこの段階で「全部住みたい」と決めきれなくなるくらい良いところが4件でてきたそうです。

末尾に掲載する本人撮影分の写真をみたらわかると思いますが、行く先々で皆に愛されているのがわかります。思うに、人に好かれる人というのは、その前に他人のことが好きになれる人、他人の良さがわかる人でしょう。Takeしたかったら、まずGiveしろって話なんだけど、利害打算や戦略でそうしろってことじゃなくて、ごく自然にそうなるかどうかです。でもそれは学習効果の産物で、これまで生きてきてどういう体験を経たかによるでしょう。その意味で親御さんをはじめ周囲の人たちの成果産物でしょうね。

あ、これはマリさんにも言ったけど、ヒマリさんの感じって、以前来られた大野さん(島根オフで再会した、渡豪当時は旧姓佐野さん)になんか似てました。どこがどう似てるのかわからないんだけど、オーラというか、存在や魂の感触みたいなのが似てる。似てるから大野さんを思い出したんだろうし。

ということで以下写真を中心に。
まずはいつもの買物講座。とにかく物価が高いけど、オーストラリアの良さで探せば安くて美味しいものが多いのです。知ってるか知らないかだけでかなり予算が違ってきます。それにスーパー使いこなせなかったら自炊もままならないしのでイロハを(量り売りの注文英語とか、自動レジの使い方とか、料金表示の読み方とか、バナナを一本だけむしって買うのも全然アリだとか)。

Colesでゲットしたエコ(保冷)バック(2.5ドル)を持ってポーズ

初めての海外セルフレジ(真剣)

APLaCの事務所に戻って、携帯の開通をしました。無事成功だけど、去年の後半からオーストラリアでは3Gが廃止になった関係で、使えなくなった携帯がちらほら出てます。特に海外で買った携帯。4Gや5G機種の携帯でも、音声通話や緊急連絡(000=日本の110)には3Gを使ってる機体もあって、そういうのはダメだと。非常にわかりにくく、現地でも混乱してるようです。でも、大体iPhoneはいけるみたいです。
もしダメだったら新たにこっちで携帯買うことになりますが、実際音声通話って、そんなに使わないので(WhatsAPP、Messenger利用が多い)、電話部分だけガラケー(まだ売ってる)でもいいんですけどね。音声通話がダメなだけでデーター通信やWiFiは出来るので。

恒例のALDIの1キロラザニア(8ドル)。美味しいし、これだけで4分の1か3分の1くらいだから、3-4回は食べられる。

翌日は学校見学(というかあらかじめ申し込み済なので、場所確認とスタッフへの挨拶)、そしてサバーブ巡り

お約束のタウンホール周辺
「海外一人ぼっち」の心象的映像。実際にもそうなのだが。

とりあえずChatswoodへ

次にEpping。Epping周囲はコンスタントにシェア出てるので、外すわけにはいかないです。

いつもはそこから南下してStrathfieldやBurwoodで降りて、そこからバスでHurstvilleという経路をとるのですが、今回からルートを変えました。EppingからStrathfield経由で一気にRedfernまで行き、そこで乗り換えてSydenham駅までいきました。
その理由は、Bankstown線(MarrickvilleやCampsieなどを通る路線)が、去年から今年にかけて大改修(Metro線に変更)し、その間South West Linkという代行バスだけになります。一度乗っておいたほうがいいかということで、SydenhamからCampsieまで。
Campsie駅。背後のバスが代行バス(ピンク色の観光バスみたいな)

ここで、ヒマリさんがドライヤーをぶっ飛ばした(トラベル用なんだけど電圧切り替えをしなかったのかな)ので探します。BigWにいったけど、これといったのが無かったので、HurtvilleのK-Martを探すことに。
CampsieからHurstvilleまではバス。Hurstvilleで巨大なWestfield Shopping Centreで探してK-Martでみつけました。ドライヤーも、ヘアアイロンも各12ドル(しかもトラベル用だから日本でも使える)という安いがあった。

ここから一気にセントラルまで戻りますが、ここでOpal Cardのリチャージ(TopUp)の機械を。

セントラルについてから、チャイナタウンで遅い昼ご飯を食べました。
フードコートとかピカピカ路面店ではなく、ごちゃごちゃした一見入りにくそうな店、台湾料理のお店に行きました。美味しかったですよ。

麺ばっかりだけで、どちらも決め難いとか言ってたので、どちらも頼んでシェアしました。

やっとご飯にありつけて、しあわせそうな顔。

さて、翌日から、ヒマリ姫のひとりぼっちの冒険が始まり、無事に終わるのですが、ここから先は本人撮影の写真で。

とりあえず先にシェア移動から。
決めがたい4軒のうち散々悩んで決めたのはボンダイのシェアでした。裏庭に面した半分グラニーフラットみたいなところで、オーナー入れて6人のシェア。
ボンダイロード(幹線道路)に面していて、ここからオーナーに(つきました)電話。

なかなか居心地良さそうな。

それよりも裏庭がいいのよね。サーフボードがごろごろ転がってるし、緑の感じがなんかバリのリゾートみたいな。

上はお澄まし系なので、弾けて系も。

では、本人撮影分です。

バッパーでの食事。ラザニアの残りを

中々ヘルシーな。皿が欠けてるのがいいね。

シェア探し中、アイスクリーム屋さんで、店員さんと撮ったもの

シェア探し中のバッパー(YHA)でのルームメイト

見に行った物件のひとつ
最終候補の4件を送ってくれたのですが、
この4件はオーナーを好きになり、それぞれいい良さがありました
Bondi 海近い・部屋良かった
Canterbury学生一人暮らし(ベトナム親近感)
Ultimo部屋よし・シェアメイト(女の子)いい人、ここの問題は1/17からなこと Mascot部屋良かった・動物沢山いる

となってて、多分、Mascotの家かなー。

この方が決め手になったそうな
ブロンドヘアーの方は、Bondi物件(私が決めた家)を見学した帰りに、マップを見ないで感覚で道を歩いていたら駅が分からなくなり、スマホを取ろうとしたときに声をかけてくれました。正直スマホで見ればわかる距離でしたが、この優しさに甘えたくなりました。
そのあともCentral駅まで一緒に来てくれて、次に乗る電車のホームまで送ってくれました。 一緒にいる時も英語ができない私に優しい英語でシドニーの素晴らしい場所を沢山教えてくれてました。 Bondiに決めた理由は、この出会いが決めてになりました。オージーがいい人ということはすぐに分かりましたが、この親切な方と出会えた場所で4週間過ごしたい。これが迷った末の最後の決め手です。”

とのことです。
なるほどね、別にこの方と住むわけでもないんだけど、「これもなにかの縁」って感じでしょうね。

学校でのクラスメートと

マリさんの言いつけで、田村さんの写真もたくさん撮って送ることとなってるらしく、たくさん撮ってくれました。こっ恥ずかしいので一枚だけ。

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