2025年02月節分シドニーオフの報告

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2025年最初のシドニーオフでした。2月3日の節分オフ。節分だからやったのではなく、決めた日がたまたま節分だったからですけど。新年会と称するにはtoo lateな感じで、そういえば節分なんか長いことやってないなー、そんな日の存在すら忘れてるなー、改めて思い出すためにも。

シドニーオフも、コロナ開けの解禁である22年02月からちょうど3年ですか。この間、ぽつぽつとやってるだけな感じだけど、数えてみると、今回で第20回目になります。塵も積もれば山となるというか、継続は力というか。なにがどう力になってるんか知らんけど。まあ、でも、気楽に日本語喋れる場というのは、海外在住者にとってはいいもんです。日本に長いこといると分かんなくなるけど、「母国語を喋る」というのは、それ自体が「レジャー」なんですよね。

オフの内容は、、、というと、いつもと同じ「相いも変わらず」ってことですけど、写真貼っておきます。今回、スマホのレンズ部分が微妙に汚れてたみたいで、どれもいまいちなんですよね。ごめん。

まず行きしなの風景。「いきしな」って西日本の方言ですよね。調べると京都弁とかあるけど、西日本全体にあるみたい。方言だというのは、東京生まれ育ちの僕が、大学から関西になったときに、「いきしな=生き品?え?」でわからなかったですから。「帰りしな」ともいうので、それでアタリがついたけど。

ChatswoodからSydenhamまで伸びたMetroのシティ・タウンホール駅。これがまた「Gadigal」駅とか意味不明な駅名で、最初戸惑います。ガディガル=タウンホール駅って感じがしない。その昔、シドニーに住んでたアボリジニのガディガル族にちなんだもので、もともとPitt St 駅になるはずだったんけどこうしたと。

午後6時前くらい。既に夏至の日から1ヶ月でだいぶ日も短くなったけど、夏の夕暮れはいいです。 これから4月初旬のサマータイム終了までは、気分は夏です。

これは山口さん撮影のオフ会場のパブ(Hotel Swneey’s) この青空背景のアングルは斬新でいいね。

6時10分前位についたらガラガラ。首謀者だから遅刻もなんだかなで来たけど、誰もおらん。山口さんがくるまでの15分くらいヒマを持て余してました。

山口さん、植木さんとだんだん人が増えてきて、、

植木さんとは、宮崎県の話をしてました。オーストラリアの大学院出て、IT系にも就職&稼働して、永住権リーチなんだけど、別にオーストラリアじゃなくてもいいし、日本の可能性も考えようかなと。
あー、それはわかるなー。日本での可能性というのは、たとえ永住権取ったとしてもずっと考え続けることですからね。複眼思考というか、同時二元中継というか、だんだん親の介護やら相続やらという話も出てきますしね。
宮崎は一昨年の帰国でのJUNJUN君ちの日向市オフで数日滞在したし、ブログでも書いたけど、住みやすい感じはしました。宮崎市は知らんけど、日向市はそう。エリア全体が裕福な感じがしたし(駅がやたら立派だし、人口に比してスーパーの数が多いので、これでやっていけるなら購買力はすごいなと)。JUNJUN特派員氏の話だと、ぶらりとカフェにいって出会っただけでの数人の海外帰りの日本人がいて、住む場所探して世界ほっつき歩いて、ここがいいやって思ったって。彼のシドニー時代の頃に同じ学校に通っていたという奇遇もあったそうだし。なんで日向なの?というと、多いのはサーフィン移住。メッカだけど、波がいいらしいです。日本で一番いいという人もいるとか。だもんで田舎なんだけど、田舎特有の閉鎖性があんまり無い感じがした。首都圏近郊の新興住宅地みたいな。生計は、農業はほんと時給10円の世界で儲からないから自分用の家庭菜園くらいだけど(それでも意味は大アリだが)、現金収入なら近所のホームセンターでも新聞配達でも短時間バイトはけっこうあるらしい。しかし、ちゃんと探せば、そんな場所は日本に結構あるような気がしますね。

さて、今回、HPをみて飛び込みで参加してくださったナオさん。こういう飛び込みさんがいらっしゃるから公開でオフやってるわけです。いつもと同じメンツだからといって、内々にメールするだけの方が手間は楽なんだけど、それをすると広がらないから袋小路になりますもん。

彼女はワーホリで来てて、今度QLDのMagnetic Island(Townsville沖の小島で海がきれいそう)に仕事を紹介してもらって行くので、シドニーいる間にってことで参加。面白い経歴で、美大出て、デザイナーというかペインターというか。東京ディズニーランドで5年くらい稼働してたこともあり、アトラクションのオブジェの塗装。「塗る」という仕事は、普通の壁のペンキ塗りもあれば(そういう仕事も多く、オーストラリアでもバッパーの壁塗りとか)、商業施設のデコレーションとかもあるし。アート系にも寄れば、建築作業系にも寄れるという。左官系とか興味あります?と聞いたらあるそうで、古民家の改築とか漆喰とか業域は広がりそうだし、また現場系やってると永住狙いのとき有利だし。
下の写真は作品などを山口さんに見せているところ。

そうこうするうちにだんだん人が増えてきて、、

去年来られた増川、中村氏。増川さんはプロのダンサーなんだけど、プロとしての将来を考え込んでいるという話で。長い話を短く要約すれば、「フジテレビ現象」というか、仕事を得ようとすると、実力よりもどっかのエラい人のお気に入りにならないといけない、その過程で理不尽でつまんねーことも多々ある。これはどんな業界でも同じで、芸能関係はもとより、学者がそうだよね。えらい教授先生に引き上げてもらわないと地方大学の講師の職もないし、勤務医だって似たようなものかな。画家の日展入選だって、審査委員の先生のいる団体に所属して~とかあるし、院展にいたっては夏目漱石にボロクソに批判されているんだから筋金入りです。どうしても家元制度的なシステムに回帰するのよね、日本は(欧米も似たようなものだが)。弁護士業界は比較的そういうのは無かったけど、多分ある・ないは、大衆顧客とダイレクトに繋がってるかどうかかもしれない。弁護士、とくに市井のマチ弁は個人客の比率が圧倒的で、顧客の口コミで仕事がくるから、どっかのエラい人のオキニになってもあんま意味ない。その手の話であるとすれば、テレビに出してもらうとか(いるよね、そういう人)、なんか組織作って政府からごっちゃり補助金ももらうとか(いるよね)。
この種の「お金と仕事をめぐる(うざい)風景」は、どの道進んでもどっかで何かにぶつかりますよね。

川村さんは、先日チリに行ってきて、来年はコロンビアとか。チリは、息子さんの卒業旅行を兼ねてだそうですけど、息子さんが南米をめちゃ気に入ってしまい、  川村さんも。 

屋上のビアガーデンでビールの補給。先日来たばかりの若月さんと、「あれからどうしてるの?」話を。多分に楽しくやってるそうで、なによりです。もう日本にいるのと全然変わらんくらいリラックスしてるとか。先日ゴキが出た!という緊急メッセをもらった以外は(笑)。でも、就職前にこういう時空間があるのを知るのはいいことですよね。

播摩谷さんが遅れて参加。職場のシフト争奪戦(早いもの勝ち)のやってたら遅くなったと。同じく仕事帰りの加藤さんと。お疲れさまです。

最後、店の前で。

帰り道は前田くんといっしょにGlebeまで。
道中いろいろ話して、ここんとこアシスタントの人と一緒にやってるらしく、「人に教える」ことの難しさと重要さを改めて感じてると。
そうなのよね、人に教えると、教えるほうが為になりますよね。自分で教えながら、「なるほどそういうことか」と新発見したり。百年前から知ってたような顔で教えるんだけど、その実「くそお、もっと早くこのことに気づいていればなー」と思ってたりするという。

ところで、節分らしいことは、話題にも出なかったなー。

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