ITビジネス学校の話(その2)学校訪問記(SSBTとAbbey)

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先に軽く一般論。「ビジネス学校」って何?って話です。日本の職業系の専門学校・短大とおおむね同じような感じで、高校と大学の間くらいにあって、大学進学のオルタナ(代替)的な存在。

海外留学においては、英語学校を卒業した後の進路の一つという形で位置づけられます。(もっとも卒業後の方向性は、英語教師やらボランティアやら1DAYのワークショップやら沢山ありますけど。 参考:語学学校プラスα(APLaCの本館HP)

留学生がビジネス学校に進む場合、多くは新たに学生ビザを取得します。ありていに言って(ぶっちゃけ)、知識技術の習得よりも、「もうちょっとオーストラリアに居たいな」「日本に帰りたくないな」という人のための便法としての通称「ビザ取り」的利用も多いですね。このあたりも本館HPに書いてますけど。
参考:いわゆる「ビザ取り学校」と滞在延長方法論

このあたり「理論と現実の乖離(ズレ)」があって、全然知らない人のために軽く触れておきます。
理屈と専門用語
まず理屈ですけど、オーストラリアの教育段階には大きく3つあります。「第一の」という意味でのプライマリー(Primary Education)=初等教育=として小学校があります。この段階から留学してくる人もいます。次に中等教育(中高)は「二番目」という意味のセカンダリー (Secondary Education)があり、オーストラリアは小中高通じて学年を数えるので7年生(Year7)から12年生(Year12)までです。基本義務教育はYear10までで、Y11と12は大学進学準備コースって感じで、一般の塾なんかも11年生と12年生だけを対象にしている所も多いのかな。
高卒後の教育は、第三、サードリーとか言ってくれたらわかりやすいんだけど、ターシャリー(Tertiary Education)と総称します。ターシャリーのなかに、職業系であるヴェット(VET=Vocational Education and Training)と大学があり、大学の中に日本の四年制大学に相当するUnder Graduateと大学院Post Graduateがあります。

これと並行して存在するのが、学位です。
3級とか二段とか、名取とか目録みたいなものですけど、学位のことをディグリー(Degree)といいます。とある分野で、これだけ単位を取れば○○で、さらに必須単位を増やすと○に上がりという感じです。麻雀でいえばチャンタが純チャンになったり(わからんか)、ポーカーでいえばワンペアがスリーカードになってフルハウスになるとかそんな感じ。
Certificate 3とか4あたりの入門編から初めて、ディプロマ(Diploma)になり、さらにGraduate DiplomaとかAdvanced Diplomaに進み、Bachelor(バーチャロー、学士=四大卒)、マスター(修士)、ドクター(博士)になる。
徐々に取得単位を増やしていけば出世していき、最後は数え役満のような高学位まで昇れる。単位は、同じ学校で全部取る必要はなく、認定されている( accredited )学校であればどこでも良い。日本の学校でも良い。だから交渉次第で大学の通学年数を減らせる。ビジネス学校から大学へ進むことも可能。

現実とニュアンス
これが理屈なんですけど、現実はもう少しニュアンスが違います。
ビジネス学校がビザ取りに活用される理由は、もっぱら2つあって、一つは通学義務がゆるい。語学学校はだいたい月~金(木)べったと通わないと出席日数不足で移民局に通報されます。でも、ビジネス学校になると週2日とか3日でよくなりますし、仕事と共存しやすくなります。
ちなみに、すごい(ひどい)のになると、ほとんどいかなくても代返ならぬ代筆サインOK!週イチくらいで出る面倒臭いアサインメント(宿題)は、大学院生などバイトでやってて、一回100なり200ドルなり渡すと(額は不正確、てか「正確」ってなに?)やってくれるという完全無欠のビザ取り仕様、移民局の皆様の摘発をお待ち申し上げております系の話もあります。もう玉石混交ね。

第二に授業料が安い(のもある)。同じターシャリーでもオーストラリアの大学は死ぬほど高いです。年間3-4万ドルとかする。しかし、安めのビジネス学校だったら年間4000ドルとかでもいけたりするわけで、どえらい差(へたしたら10倍)があるわけですね。

ちなみにTAFE(テイフ)という公立の職業訓練カリキュラム学校がありますが、これも高いですね。大学ほどではないにせよ、留学生だと年間2万ドルとか取ります(市民権や永住権者だと安い、もともと職安学校みたいな位置づけでもあるし~しかし住民用でも最近は高くなってます。コロナの際に無料ショートコース(医療事務かなんか)を政府が出したら、1000ドルが無料になるだけなんだけど、応募者10万人殺到とか。いかに国民のニーズに合ってないかです)。

ビジネス学校の場合も全部が安いわけでもなく、人気と内容によって違います。永住権を狙えるような人気のコースはやっぱり高い。そうでないと安い。また、ビジネス学校の全てがビザ取りであるわけでもないし、同じ学校のコースでもガチにやってる系とゆるい系がありますが、これって、だいたい料金をみたらなんとなくわかります(笑)。正直というか、市場原理というか。

あとターシャリーの場合、卒業後にTemprarly Graduate Visa(Subclass 485)が出るかどうかをポイントにする人もいます。オーストラリアの学校に2年行くと、卒業後一定期間滞在できる(働けるし、働かなくても良い)。これもお寿司の松と竹みたいに2種類あって、松は大学以上(学士以上)で2年~4年滞在可能、竹はもっぱらビジネス学校で最長18ヶ月滞在できるけど、コースがビザの職業リストに関連するものでないとダメです。

英語学校との違いと見学
僕のやってるAPLaCの場合、英語学校メインで、それも初めてやってきた人を初日(空港)からケアするのが主戦場です。来たばかりというのは、生まれたばかりの雛鳥みたいなもので、ここで変な「刷り込み」をしちゃうとマズイので(ビビって逃げ腰基本になって行き詰まる)、かなり手厚いケアをします。学校も最初はそこしか社会の接点がないし、また英語力と生活力(財力)は恐ろしいほど比例しますから、初動においてはガチにやる以外にないです。だから学校は大事であり、そこに注力してるわけです。

ところがビジネス学校、それもビザ取り風味が漂ってくる場合、そこまでガチでもないし、また生活ノウハウなんかもう十分にわかってるわけですから、そこまで手取り足取りはいらない。だから単純にお金だけで決めてる人も多いですよね。一番安い所とか(でも、移民局も馬鹿じゃないからよく手入れがあったりするので安心はできないスよ)。

今回の内田くんの場合のように、ただのビザ取りではなく、永住も、海外就職も、帰国後就職も全方位に考え、将来の布石を打とうとする場合、それなりに考える必要があるし、また学校選びもそれなりに意味があります。

英語学校というのは海外不慣れで英語も出来ないヒヨコちゃんがメイン客ですので、基本、幼稚園みたいなもので、スタッフの対応とか優しくなければならない。早口の英語でまくしたてても通じないですもんね。「さっき説明したじゃん!」ということを、ピヨピヨ?って2度も3度も聞いてくるわけで、そこでブチ切れてたら語学学校のスタッフはできません。
ビジネス学校は、基本ある程度英語が出来る人を相手にしますから、英語学校ほど優しいわけでもない。またビザ取りの場合、学生も真剣な人ばかりではなく、要求水準も総じて低いですから、事務処理能力は一般に英語学校よりも落ちます。むしろ出席チェックとかいい加減であってくれた方が喜ぶ学生もいるくらいで(笑)。

今回、SSBTとAbbeyにメールして見学希望と伝えたのですが、翌日に返事が来たのがSSBTだけ。Abbeyは梨のつぶて。でもSSBTの日取りの設定でも、午後がいいって書いたのに平然と午前を指定してくるわ、シドニーにあるBurwoodキャンパスとシティキャンパスのどちらがいいのかという問いにはシカト。さらに問い合わせても、午後でいいよと一行だけ。キャンパスはどちらか書いてない。「お前、真剣にメール読んでないだろ」って書いて送り返したけど、当日になるまで返事なし。内田くんとどっち行こうかねーとか相談してました(感じメインっぽいBurwoodにしたら合ってました)。
その間、Abbeyはシカトされっぱなしで、もうぶっつけで行こうかねとか言ってた所で、当日の朝に電話があって、これがまたやたら有能そうなデキパキ系の人でちゃっちゃと決まりました。

まーねー、オーストラリアの一般事務ってこんなもんで、賃借してる不動産屋に連絡しても全然返事ないし、メールなんかまともに読んでないし、同じことを何度も言ってくるし、大抵の日本人はいい加減ブチ切れますよね。ま、これが「海外の普通」で、だから英語学校が特別に優しいんですよ(それでも学校間格差はかなりある)。

ビジネス学校にいくなら(幼稚園を出て荒海に船出するなら)、この種のことには慣れておいてくださいな。と同時に、それでも学校によって差異はあるので、見学や手続きなどを通じてどれだけやってくれそうかは見ておくといいです。

あと学校の雰囲気なんかもかなり違うんで、そこも見るべしです。英語学校ほど頻繁に行かないのですけど、それでもなんかビルの感じが嫌いとか(暗いとか気が滅入るとか)、好みはありますからねー。

一般論は以上。以下、個別訪問記

SSBT(Sydney School of Business and Technology)

↑学校のあるフロアの大きなベランダから見たBurwoodの駅前の風景

現在はコロナの影響でオールオンラインで学生さんは一人もいません。それはどこも同じです。まあ、学生よりも立地とスタッフを知りたいんで、それでいいのですが。
立地は、Burwood駅から徒歩3分(1分かな)ってくらい駅前留学です。City以外にキャンパスがあるビジネス学校も珍しいんですけど、その分、落ち着いてますよね。BurwoodもかなりBusyな街だけど都心(CBD)に比べれば住宅街の中の商店街ですから、雰囲気は随分違います。Cityキャンパスもあるのですけど、これはかなり小さいそうで、やっぱメインはBurwood(ちなみに、Gold CoastやBrisbaneにもキャンパスがあります)。

えらいコースは多いのですが、駅前のピカピカビルのワンフロアだけです。後で見たAbbeyに比べると、こじんまりした印象はあります。
相手をしてくれたのは、Arjaree Veeraprachという温和な女性で、営業部長サンです。どこの名前?と思ったら、ご本人の自己紹介のページがあって、17年前にタイから留学生としてやってこられた方のようです。さらっとおしゃべりすればいいかと思ってたんですけど、なんだかんだ1時間半くらいたっぷり時間を使ってくれました。

時間をかけてコースの説明などをしていただいたのでここで書いておきますね。大体どこのビジネス学校も似たりよったりだとは思いますけど。

・Team(ターム)、日本でいえば「学期」みたいなものですが、これが4つ。1ターム13週で、9週学校+4週ホリデー。これが4つで1年。なので、2タームのコースは半年、6タームだったら1年半コースです。内田くんお目当てのNetworkコースの場合は8ターム、2年間です。

・登校日はコースによって違うのですが、毎週月曜&火曜が必須。午前にレクチャーをやり、午後に実習。これはタームごとに変わるということはなく、月火だったら後のタームも同じ(でないと仕事の調整がしにくい)。これは学校によって違い、例えばあとで見たAbbeyの場合、同じコースで3つ選択肢があったのかな(昼間2日の選択肢が2つ、夜3日がひとつ)。

・コース開始日は、ビザ取り系のビジネスコースなどでは毎月入学可能とかありますが、このNetwork系は比較的ガチなので3ヶ月に一回しか入学日がないです。英語学校のケンブリッジコースに感じが似てます。

学校選びの場合、多くの方はバイトも慣れてて固定収入あるでしょうから(コロナで大変なことになってるとは思うが)、自分の仕事の都合と学校のカリキュラムの関係を見るといいです。もっとも、仕事も一人で黙々とやればいいような場合で且つオンラインで受講可能の場合、とりあえず出席してロックされて、あとはイヤホンで聞きながら、仕事の手作業をすればいいってこともアリだそうです(という説明を受けた)。仕事の内容が接客業とかしょっちゅう会話をする場合はダメでしょうけど、ガランとした倉庫にいって一人で掃除してるとかだったらたしかに両立しうるかも、です。

この学校で、いいなと思った点は、エレベーター降りたらスコーンとスペースが広がってて、そのままスタッフの机がオープンで並んでいることです。なんかあったときに話やすいかなと。今回も訪問のとき、相手の人を探すまでも無かったですし。カウンターの後ろの扉のさらに奥に居て、呼び出してもらうっていうのではなく、もう歩いてたら目の前にいるという感じで、そのあたりの開放感はいいかも。

コロナでオンラインのみなので、スタッフ以外だーれもいないので閑散としてますが、まあ英語学校と違って、クラスメートと楽しく~って要素はビジネス学校の場合はあんまりないので、そのあたりは好き好きレベルですね。もしそういう人的交流が大きいと思う人は、コロナ明けの(7月はまだオンラインと言ってたけど、その次くらいかな)学生が戻ってる頃にBUZZ(雰囲気)をみるといいかもです。
しかし卓球台は、この国の学校(英語学校でもビジネス学校でも)はどこでもあるな(笑)。

なお、SSBTと並んでApply Study Groupという会社も名刺に印刷されてたりするのですが、こちらはチャイナタウンにある英語学校がメインな感じですね。だけど、ビジネス学校がメインで英語学校を持ってる場合、ビジネス学校に入れない(英語力不足で)人のための補講コースという位置づけである場合があります。なのでレベル分けとか雑にならざるをえないし、総じて激安。だけどこれは見ないとわからんです。

料金などはあとでまとめて比較しましょう。

Abbey College
シティの  Chinatown、George Stに面したビルにあります。先に書いたように、メールを送っても梨の礫で、どうしたもんかと思ってたところで、ギリに電話がありました。歯切れのいい英語をしゃべる男性スタッフ(ラファエルさん)からで、いい感じにビジネス風でしたね。弁護士からかかってきたんか、って感じで。予定をチェックしてたんだけど、相手さんもミーティングだらけで結局間に合わず、その代わり他のスタッフの人に伝言を残しておくということで案内されました。

この学校はまた違った雰囲気で、まず2フロアあって、細かく間仕切りされているし、教室数も多い。また、意外とこまごまと電子レンジがおいてあったり、小さな図書室があったり、雰囲気的には語学学校ですね。ドメスティックな感じ。英語コースもあるんですか?って聞いたくらいです(無いそうだけど)。
学生数も700名くらいとか言ってたから、これでも手狭なんかもしれないけど、そのわりには妙にドメスティックだったりして、そのあたりが面白いなと。

案内してくれた新人ぽい男性スタッフも、これまた歯切れのいい英語で、身長が190以上あるような英国紳士風だったんですけど、なんとなく分かったような気がしたのは、シティ立地ということもあって、わりとカチッとやってる感じ。
なによ「カチッと」って?ってことですけど、あとで述べますけど、ここSSBTに比べると安いんですよ。でもコースはビジネスとITくらいで少ない。で、人数は多い。一方Google のReviewとか見てると事務がいい加減とかいう評もあったり、僕のメールもシカトされてたり。

これらの断片事実を総合して推論すると、わりとビザ取りユースの人がわっと集まる、学校もそれなりに対応しようとしてるんだけど(設備とか頑張ってる風だし)、いかんせん絶対量が多い。故にスタッフも、まとめてぶわっと電話して処理的な、労働集約的な感じでやってるんじゃないかと。そのちゃっちゃ物事を進めていく全体の感じ、またシティならではのビジーな感じとかがあいまって「カチッと」という表現になった次第です。
これに比べると、BurwoodのSSBTはのんびりしてる感じですね。コースの種類は3倍くらいあるんだけど(チャイルドケアとかクッカリーとかアカウンティングとかもある)、全体にこじんまりとしてて流れてる時間がゆっくりめ。「ぼく~、このコース、やっぱり向いてないような気がするんですけど~」とかいう、ウジウジむにゃむにゃした相談なんかもSSBTなら出来そうな感じ。Abbeyはちょっと気が引ける感じ。
例えでいえば、Abbeyが東京の予備校なら、SSBTは地方の商業高校みたいな感じ。
ま、あくまで僕の主観による「感じ」ですので、全然違うかもしれませんけどね。ただ、僕にはそう感じられました。

ITコース編成と気になるお値段
どちらの学校からもプロモーション(割引)価格表をもらったのでつけておきます。まずはITのネットワークコースの価格だけ取り出して比較します。

SSBTの場合は以下のとおりで、

この一番下のコースが内田くんが狙ってるものです。割引した後の値段ですが、コース全体8タームで、授業料合計が1万7000ドル、1タームあたり(8で割って)、2125ドル。右端の100というのはタームあたりの教材費です。これに一回限りの入学金が250ドル。
これだけだと何がどうプロモーション(割引)になってるのかわからないので、正規価格を学校のWEBサイトの当該ページから抜き出してキャプったものが、以下のもの。

最後の行の24000ドルがポイントで、合計授業料2万4000ドル。これを8で割った1タームあたりは3000ドルです。ということは、合計2.4万が1.7万に、ターム当たり3000が2125ドルにお安くなってますよ~って意味です。3割引くらい?
大体どこの学校でもプロモーションは年中やってますし、WEBには正規の値段しか書いてないので、WEBだけで検討しててもほとんど意味ないです。

3コースのうち上の2コース(1年づつ)はターム当たり1575で安く、ネットワークだけ2125ドルで高いです。先程、ビザ取りかガチかは、概ね値段をみると想像がつくと書きましたが、やっぱネットワークはガチ系で、それなりに高く、授業も大変だと思われます。

一方、Abbeyでもらった価格表でIT系のものはいかのとおり。
ここはITでもネットワークだけに限定してます。が、それでも上の2コースが1750→1250ドルに割引に比べてると、2年のネットワークコースは1750(2250から割引)で高いです。

この2年コースは、コースの「品番」のような国内統一のコース番号が「ICT60615」で同じです(同じ番号だったら、学校がどこであれ同じカリキュラム)。

なおCRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)というのもあって、これは海外留学生の学生ビザ申請のための番号です。学校として十分な内容があるかを審査し、コースをきちんと提供できているかも審査し、それぞれにCRICOS CODE(番号)というのを貰います。学校によって違うので、同じコースでも、SSBTのコースのCRICOS番号は0101570で、Abbeyは 099115Dです。

ちなみに、このコースをやってる他の学校があるか、この学校のコースはちゃんと登録できているのかは、元締めサイトで検索できます。

このコースを検索してみると、NSW州内でもあと2つありますねー。

ただクリックして調べていくと、Crown Educationって会社はTrinityというパラマッタのビジネス学校やってますけど、このコースはやってないですね。番号は取ったけどまだ売り出してない。
もう一つのLead CollegeはSydney(HaymarketとParramatta)のほか、QLDやWAにもあって、ネットワークもセキュリティコースまであって豊富なんだけど、2.9万で高いっすね。

以下にもらった価格表全体を上げておきます。クリックすると大きな画像になります。
ビジネス学校で安いコース(普通のビジネスコース)は1ターム1000ドルくらいでもあります。最近、いただいた英語学校Ih(SCEを吸収合併のようにした)のビジネスコースの場合、コロナボーナスともいうべき、皆しんどいから1タームだけオマケで700ドルからってのもあります。
それからすると、プロモーション割引後で1750なり2250というのは、かなりするわけで,それだけにガチです。どちらの学校も、真剣にやらないとダメよ~とは言ってましたね。ただし、入学する条件としては、別にITについて何も知らなくてもOK、基礎からやっていくそうです。あとは高校卒業以上で、留学生の場合はIELTS5.5以上であればOK(英語学校でUpper とかAdvancedまでいけてたらいいだろうし、試験もしてくれる)。

ただ2250が高いとか言っても、大学に比べたら嘘みたいに安いです。ちなみに今いくらすんの?で調べてみたら、USTのIT系で、1年で4.2万ドルとかすごい話になってました(あまりにも高いので気がひけるのか、すごいわかりにくい表示の仕方=1クレジット890ドルで、1年48クレジットだからで逆算)。

以下、次回では、こういうコースって、実際に仕事に就けるの?どういうコースが有利なの?という「ざっくりしたところ」を、APLaCの卒業生の現役パリパリのIT系の人に聞いてみました。

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