2022年夏帰省日記(11)8月30日 東京中野オフ

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4週間ほどワラジを脱いでいた実家を後にする。
この4週で、30年近くぶりに住民票を入れ、健康保険証を作り、自動引き落としの手続きをし、2つの銀行で新しいトークン(使い捨て暗証番号発生装置)をゲットし、歯医者を探して治療し(ナイスな歯医者さんに出会えたのはラッキー)、断捨離スキャンは合計94冊を数え、おふくろとは都合5回会いに行ったし、自炊も原チャリも段々昔のカンが蘇り、京都五条に手巻き用のタバコの葉を売ってる店を発見したり(25グラム740円を買うと5-6日はもつから格段に安い)、オフの合間とはいいつつ、まあまあ初期の目的を達成。惜しむらくは歯医者の最後のアポを1日勘違いして棒に振ってしまい(日曜だとは思わず月曜だと思ってた)、翌日謝りに行ったくらい。まあ又帰省する口実が出来たのでよしとする。

出発前、特に長期留守に出る前がイヤなんですよね。シドニーで出るときもそうだったけど、なんか忘れている気がするし、ガスの元栓締め忘れて帰ってきたら全焼という悪夢のような展開も脳裏によぎるし、肝心なモノをカバンに入れ忘れているような気もするし、掃除がきちんと出来てない気もするし。一週間前から冷蔵庫の中のものを計画的に消費して(その一環としてゆで卵を作って島根ドライブに持っていったり)。やることやってるんだけど、それでも出先で「あ!」があるんじゃないかと。

京都駅からリムジンバスで伊丹空港。荷物重いし地下鉄十条から京都駅まで地下鉄乗る。珍しくエレベーターをなんぞを使ったため、降りたところで今にも発車しそうだった電車に飛び乗ったら逆方向だったというお茶目なエピソードもあったけど。


伊丹からのフライトはそこそこは混んでたけど、でも半分くらいは空席。上空を旋回してスカイダイビング視点になるのが楽しい。うひょーって。

大阪方面は晴れがちの曇りだったけど、羽田は雨。

第1ターミナルにつき、無料リムジンバスで第3ターミナルに行き、出発ロビーのコインロッカーに荷物の一部を預ける(翌日出すときに24時間をちょい過ぎて、また400円払う羽目になるが)。

以後、帰宅ラッシュが始まる前にとんとんとんと中野に行くと、高橋さんが待ってくれていました。この時点では、謹厳な教育者であらせられる高橋氏。

二人で話しているところに、錦織さんと香菜子ちゃんが登場。

なんでも早く着いて時間があるので、弁当が食べたくて探してたら、昔からやってるお惣菜屋さんをみつけ、人懐こい錦織さんが話し込んで、「ほー、インドから来なすったか、寿司食いねえ」のノリでいろいろおまけしてもらって感激してたところ、そこに世界のトップレベルのトロンボーン奏者の老紳士が立ち寄ったらしい。欧州の有名な楽団(なんたらフィルとか)をリタイアして日本に戻ってきても、まだヨーロッパの奏者達が彼を慕って日本に訪ねに来るほどの。錦織さんもトロンボーンでミュージシャンしてるし、なんという偶然で盛り上がっていたらしい。
買い込んできた品々(手前のオカラ春雨サラダは無料で貰ったらしい)。

いやあ、「もってる人」は違うねえ。「(幸運やドラマを)引き寄せる力」が違う。シェア探しのときも、えらくドラマを引き当ててたけど、それは単なる運ではなく、誰にでも気さくに話しかけて、そこに邪心がないからすぐ仲良くなるからでしょう。そういえば、島根オフの夜の駐車場送迎のときも、宿の隣で道端のテーブルでどこかの一団が飲んでいたのに気軽に話しかけては喋ってたなー。そのあたりの集積でインドも住めば天国状態になっているのでしょう。相変わらず、てかパワーアップしてるな。

そこに仕事帰りのサラリーマン風(風じゃなくて、実際そうなんだが)になった広瀬くんが登場

あ、その前にドミニカ居住歴16年の澤田さんも、湯島と連ちゃんで登場。

段々人も増えてきたところで、テーブルを配置し、楽しい買い出しに出かける。
高橋校長自らのご指導でスーパーへ。数年前のオフのとき(翌日箱根にいったとき)も同じルートで行ったのを覚えている。

今回しみじみ中野を見たけど、東京の下町のいい感じが濃厚に残ってて、ここは住んでて面白いだろうなーと思った。路地裏文化が強力。この右のタイ料理屋は、最初の講演会のとき(その後古民家いったとき)に入った記憶があるぞ。


たかが買い出しに行くだけで、既に多幸性トリップをしている面々。

なんだかんだ言いながら皆で買い出しをするのは楽しいです。

持ち帰った頃に、これも湯島連チャン組の佐藤さんが登場。いちいち集合写真を取る伝統がオフを重ねるごとに形成されていく。

どんどん人が増えてきて

集積する朝貢品の数々

最後にマリさんが、たくさんのお土産を持って(カツサンドもケーキも美味しかった)登場してまた一枚。
今日、会社を辞めたというSaekoさんを祝って花束まで。

もう各所でお喋り大会になるのは、どこのオフも同じ。5時から10時過ぎまで5時間くらい喋りっぱなしだし。
広瀬くんは、某K社(今も伏せておく必要があるのか聞くの忘れた、入社前は伏せておいてと言われてのを覚えているが)で営業職の日々。不思議とストレスが全然たまらず、楽しい日々らしい。もっともそれは身近な人に恵まれているからだというのは本人もわかってて、これがイヤな人だったら全然違うでしょうねーと。
ワーホリ初期からの恋人とも意外と続いてて(意外というのは、渡豪そうそうにやからしてしまって、僕も恋愛相談を受け、気分転換に意味なくクロヌラまで行ったから=FBに書いたと思うが)、その彼女といよいよ結婚かと。ただし、会社は全国転勤アリだし、彼女はご両親のケアもあるので動けないしで、別居婚というか自由婚的になりそうだけど、まーね、上越とチリというエリーさんのスーパー遠距離結婚もあるくらいだから、日本のような「小島」(地球儀的に見れば)の島内程度だったらどってことないんじゃないかと。

最近ハマってる麻雀(なぜ、この時代に?)の話で、二人であるあるネタで熱く語ってしまいました。
一方、あまりにも職場の人資源に恵まれないでキレて退職したSaeko氏の場合、聞けば、なるほどエリートこじらせた人々で難儀してるとか。思うに彼女優秀だし、翻訳キャリアもすごいから、結構名の通った一流どころに雇われやすいのはいいんだけど、同時に本家から厄介払いのように流された人も多くなるので、ある意味必然でもあり。これはもう本人の努力ではどうしようもないので、現場行け現場って言ってました。

憧れの高橋先生(高橋さんの本を読んでて)に本格的な経済話をサシで受講してもりあがってる森さん。ノンアルのオフなんだけど、なんで顔が赤くなってるんだ?誰が見ても酔っ払いのおっさん二人。高橋さんもこの頃には、謹厳な仮面がはがれまくってます。

そろそろお開きで恒例の後片付け。

最後に。もうオフの度にこればっか撮ってるけど、でも面白いんだよね。

何ならこれからもう一軒二次会いこかーってノリだったけど、皆も遠くから来てるし、残念ながらここで終わり。名残惜しかったですよね。またやろうぜ。
泊まり込みでやると、ここから第二部になるんだけど(島根もそうだったし、京都も=僕は帰宅したが=)。今度は、やっぱ古民家(でなくてもいいけど)、泊まり込み出来るところでやりたいものです、東京でも。

その晩は、高橋さんちに泊めてもらい、現在シドニーに留学されているお子さんの話その他で、焼酎を出していただきながら、夜中の1時半くらいまで話し込んでました。ここは流石に写真ないです(撮るの忘れた)。

ということで次のオーラスの神田オフに続きます。

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