日本帰省記06月03日(2) 羽田ミニオフ

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御茶ノ水で講演を聞きに行く晴子さん一行と別れ、神田で乗り換え、浜松町へ。

日曜のお昼、がらーんとした東京駅。東京って人がいないといい街なんだけどなーというのは、昔よく思った。中央区の佃に住んでた高校時代、最寄り駅は門前仲町か東京駅かという陸の孤島だった時代だけど、銀座も神田もチャリで行ってたわけだが、GWとお正月が無人化してて、すごーく気持ちよかった。そんなことをふと思い出した

モノレールで羽田へ。京急使ったこともあるんだけど、途中「青物横丁」とか空港線らしからぬドローカルな駅名とかあって、「げ、乗り間違えてるかも」とビビったことがあって、間違えようがないモノレールのほうがいいやと。ガラガラだしね。

それまで、参加予定の成澤ファミリーとKANAさんカップルとメッセンジャーで「いまここ」情報を交換し、急遽参加されることなった野沢さんともメールのやりとりをしてって忙しく。

結局僕が一番乗りで、次にKANAさん夫妻、そして成澤一家とお友達の中澤さん(でしたよね)、簡単なランチを食べれるお店の順番待ちをして、いざ入ろうかって段階で野沢さん登場で、全員集合でした。やあ、曖昧な決め方だったのによく時間通りに。

ひさしぶり(京都オフ以来)にあった成澤一家はメンツが一人増えて4人家族に。わー変わらないねーってのが常套句だけど、変わった。梨衣ちゃんほっそりしたし、髪を短くしたこともあって、「ピンクのゴムまり」って僕があだ名したオーストラリア時代に比べて、すらっと日本人仕様に。「日本人みたいになったね」(笑)と。そりゃ、ま、住んでりゃそうなるよね。圭佑くんは、来たときはナイーブで真面目な白面郎という風情だったのに、今はまだ24なんだけどうっすら貫禄ついてきたよね。

ただ、喋ってみれば、魂のありようみたいなものは全く変わってなくて、梨衣ちゃんのぱーっと明るくなんでも前に進めていく感じやら、圭佑くんの丁寧に物事の四隅を合わせていく感じは健在。最初の頃は原石同士というか、ただ好きという接着剤でくっついている風だったのが、年季が入ってくると、それぞれが形としてしっくり噛み合っているような感じで、夫婦の年輪ってこういうことかと。

で、今度、梨衣ちゃんが栄養関係のお店をやるそうで(もうやってるのか)、早く、HPつくりなさいな。宣伝してあげるから。なんで栄養関係なの?といえば、娘さんのアトピーだっけのことであれこれトライしてるうちに~ってことです。なんか体操なんかも取り入れてって話で、いまひとつ具体的なイメージが浮かばないので、これは店の現物を見に行くしかないなー。

一方、めでたく技術移住の永住権とって、QLD州限定で、4年の間に2年は働かないとならないという条件付きだが、それはそんなに難しくないでしょう)。
サンシャインコーストを考えておられて、先日もサンシャインコーストまで視察にいかれたばかり。地元の人たちと交流し、あまつさえ、分譲されている宅地を買っちゃおうかなー、家はあとで建てればいいし(お二人とも建設会社勤務で素人ではない、Kanaさんはヘルメットかぶって現場監督やってたくらいで)。

旦那さんがカナダに1年ほど語学留学したときにガビーンときて、これは海外に住むしか無い、永住権取るしか無いというのが就活の先に決定してて、就活もそれを前提に永住権取りやすいキャリアを作れるところって基準でやったという。

これ、僕が高校のときに大学決める前に司法試験やろうと先に決めて、大学は「一次試験免除のための一般教養科目履修条件」を満たせばどこでもいいわって考えていたのと似てますね。目的がはっきりしてると手段もまた割り切れてすっきりします。

ところで、成澤チームとKanaさんチームには共通点がありすぎて、まず、Kanaさんの旦那さんと圭佑くんが実は同じ本庄で、同じ高校だという。圭佑くんの方が10年くらい後輩なのかな。
また、たしかKanaさんと梨衣ちゃんが同じ広島大学出身じゃなかったかしら。
期せずして学校超ローカル話になってついていけなくなって(笑)。でも人ってどこでどうつながってるかわからんもんですねー。

一方直前に飛び込んでこられた野沢さんは将来CAになりたいという夢をもつ、まだ21歳かそのくらいの、もう僕らからみたら可能性のカタマリのような。いろいろお教えしたりしてたのですが、なんでCAに?って突っ込んだところを。つまりCAによって象徴される「なにか良いもの」があるわけで、それがほしいからなりたいわけで、それは突き詰めればなんなのか?です。
それが世界の空を駆け巡ることに象徴される「まだ見ぬ巨大なひろがりがある世界」「ぶあっと広がってる自由な世界」「自分の可能性を思いっきり試せるところ」という意味であるならば、多分、オーストラリアに来た初日にもうそれは満たされてしまうでしょう。
その上で、もし本当にそうであるとしたら(やってみないとわからないけど)、将来の道は必ずもCAでなくてもいいわけだし、もっと自由に絵がかけるかもしれない、そしてそれを実現するために何が必要なのかもっと具体的に見えてくるかもしれない。

ともあれ目の前の塀だか、小高い丘があったら、とりあえずてっぺんまでいくといいですよね。そしたら目の前に地平線までぶわーっと広がる世界が見えるから。その世界を見ながら、おーし!って考えるといいと思います。多分、夢が現実になっていく過程というのは、そういうことだと思います。だんだん視界が広がる、だんだんデテールが見えるようになるという。

とかなんとか語ってたらあっという間に時間が来て、やばい!飛行機!ってなって、1530発なのに15時過ぎまで喋ってて、最後は早く来てくれ~ってエレベーターを待ってて、満員のエレベーターに無理やり乗り込んで、そこで見送ってくれた皆さんとお別れしたのでありました

2時間くらいのミニオフだったけど、いろんな出会いがあってよかったです。
あのあとみなはどうしたのかなー?

最後に繰り返しになるけど、梨衣ちゃん早くHP作りなさいな。紹介できないし。同じく、古民家で話した勝又さんも、早く占いHPを作りなさいな(紹介~以下同文)。でも勝又さんにも話したけど、自分のサイトをつくるのはWEB技術がどうとかいう以前に、どんなコンセプトで自分を世間に打ち出していくか?名前をどうするのか?どんなイメージを持ってもらいたいか?それはそれは七転八倒に悩むと思います。

起業のコンセプトって実際にやり始めるとすごーく難しいのですよね。あまりにも俗っぽく打ち出すのも気が引けるし、かといって優等生的にありきたりにしちゃうと埋もれてしまうし、控えめにしたらもっと埋もれてしまうし、凝りまくったら今度は意味不明になってしまうし。知らないサイトに他人が費やしてくれる時間はわずか1秒から数秒だと思うから、その短い数秒プレゼンで何を打ち出すか?です。悩んでくださいねー。面白いけど。

とかなんとか、成田についてからばーっと駆け回ったわけですが、消化しきれんくらいいろいろ楽しく&意味ある時間でありました。

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