AUSとNZ4年やっつけてから、三重で塾を起業しているJUNJUNくんのこと

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APLaC卒業生の渡辺絢也くん、皆にはJUNJUNの愛称で親しまれている彼ですが、AUS2年、NZ2年(体験談はココ)で帰国したあと、APLaCつながりで全国行脚し、尾崎さんと邂逅、結果、尾崎さんの塾にからめて自分で高校生用の塾を立ち上げたのが去年の話。

折りに触れ連絡を取り合っているのですが、先日、来年度の塾生募集のパンフを見せて(送って)もらい、おおー、頑張ってるじゃん!って感動しました。

 

まあ、仕事なんだから頑張るのは当たり前なんだけど、なるほど今はこういうフィールドで戦っているのかって感慨はある。

彼の略歴が面白く、京都出身なんだけど、最初は下関の大学に行って、そのあと阪大に入り直した。いいんだけど、いわゆるエリート的な世界にいくともっとなにかあるかな?てな感じで頑張って。卒業後も、いわゆるエリートな商社マンになるんだけど、どうにもこうにも肌に合わず、頑張ればそのうち良さが分かってくるはずだと、石の上にも3年以上(もっと)おって、でもやっぱりあわず。エリート的な世界はあんまり合わないな~というのが結論。その後、転職、そしてWH渡豪。4年の海外生活でかなり自分が広がって、、というか、「自分は自分でいいのだな」というのを世界レベルで確認=世界中の大勢の人達から背中を押してもらったののでしょう。なぜか日本では押してくれる人が少ないのだが。

さて、そんな彼が今大学受験のために高校生を教えているわけです。
ああ、それもいいよなーって思ったのは、幾つかのポイントがあります。

一つは、これまでの流れだと頑張って阪大入った受験知識技術が、あんまり意味なかったね的に死蔵されてしまう方向だったんだけど、ここに来て一気に役に立っている。商売の資本になっている。何がどう役に立つかわからないし、なんであれ、過去の努力がマネタイズされたり、日の目を見るのは良いことだと。

もう一つは、いわゆるエリート的な世界も限界も知ってる彼、外の世界には自分を全肯定してくれる途方もない大空間があるのだということを知ってる彼だからこそ、受験生に上手に指導できると思う。だって、出来ない奴はクソだ、落ちたら負け犬だみたいな価値観の教師に教わりたくないでしょ、誰だって。

ある程度難関校を受験しようというインテリジェンスのある高校生だったら、今やってる受験が本質的に意味ねーなってのはわかると思うのですよ。でもゲームのルールだからしゃーないわ、やる以上は勝ったほうがいいよねって割り切りでやってると思う。その場で、「や、意味ないんだけどね」という価値観部分で共有できる大人が教えてくれる方が、頭と心に染み通りやすいと思います。そして世界中の人たちから背中を押してもらったJUNJUNだからこそ、生徒たちの背中も押せるでしょうし。

年末年始のハード時期、そして受験、そして合格発表で一喜一憂、心臓キリキリの日々かと思いますが、ご自愛くださいませ>JUNJUN


去年の津オフの際に、生徒たちに熱心に語るJUNJUN先生。なんか塾というよりも、大学のサークルの合宿みたいね。

こっちは師匠の尾崎さんのパンフ

いつも尾崎さんを他人に紹介するときに、僕は「リアル本宮ひろ志」と言ってますが、男気あふれる彼は、他人の頼みを受けて東京から帰郷し塾を継ぎ、中学生の教え子たちから兄貴分として慕われてます。去年、津でオフやったんだけど、そのときも尾崎さんと生徒たちの佇まいを垣間見れて、いい感じでした。子だくさんでもあり、猫だくさんでもあり、皆から頼られる大黒柱属性バリバリの尾崎さん。

 

最後に懐かしい写真を
JUNJUNが初めてオーストラリアにやってきて一括パックやってる頃、時期的にかぶっている吉田さん(現在メルボルンで家族移住に奮闘中)と、当時のAPLACで。正確な日時は、2013年4月27日午後09時18分。シェア探しから帰ってきたときかなー(よう覚えとらん)。

JUNJUNの塾 オールラウンド
尾崎さんの塾 久居・尾崎塾

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