理佳子さんは既に就活を終えた大学四年生。来年の入社までの短い期間ではあるのですが、オーストラリアにWHで来られました。
生まれは京都で、育ちは東京、大学は全然関係ない北海道大学ということで、僕とちょっとかぶるところはあります(生まれ育ちは東京だけど、大学は京都で、その後岐阜やら大阪やら)。
北大法学部で来年からは某大企業で非理系分野(営業とか)という実直お勉強キャリアなイメージとは裏腹に、理佳子さんの実像は、なんかトラックスーツやジャージが似合いそうなアスリートな感じです。国体やインターハイの会場とかに行くとよく見かけるタイプというか。実際スポーツ大好きで、オーストラリアに来る前も大学でやってたアルティメット(フリスビーを使ったラグビーみたいな競技)の全国大会に出て頑張ってたそうです。
実際に話してた感じも、恬淡として、さらっとした体育会系の感じ。体育会系っていうと、「押忍!」「先輩絶対!」みたいな油ぎった根性系のイメージがあるけど、実際には、あんまりモノにこだわらずに、「あ、いいっスよ」「これ、やればいいんですよねー」とか、ちゃっちゃ動く感じのタイプが多く、理佳子さんもそんな感じがしました。
動いてなんぼの世界だから、動くことに抵抗がなく、腰が軽いのでしょう。かといって考えないわけではなく、それどころか聡明な人なんで、かなり深いところまでしっかり理解してるんだけど、抽象的な思弁を脳内で反芻してて、動きが停まるってところが無い。
なんつーか、頭はいいんだけど、頭に頼ってないって感じ。考えて解決しようと思ってない(わけではないのだろうが)、動いて解決する部分、動かないと解決しないよってことがちゃんとわかってるタイプというか。
要するに、思考と行動のバランスが良いのですね。これは実務向きだし、これなら企業も欲しがるでしょう。
シェア探しでも淡々とこなしていって、最後はKograhのあったかい感じのお家に決まりました。
てか、シェア探しの感じを見てて、ああこういう人なのかなって思ったのですが。
半年くらいの期間ですが、その調子でガンガン動いていってください。多分、対象がなんであれ、あなたが普通に接する情報と、あなたが理解した内容だけで動くには十分だと思います。そのくらい正確な理解力はあると思うので、あとはやるだけ。わからなくなったら又何でも聞いてくださいね。
走り幅跳びのジャンブの踏切みたいに、思考(助走)と行動(ジャンプ)の境界線の設定が結構難しいと思います。思い切りがつかなかったり、ビビったり、本当はやりたくなかったりして、情報集めや思考ばっかして、ひたすら助走してて、結局踏み切らないパターンが多いのですが、理佳子さんはその懸念は少ない。踏み切るべきときにポンと踏み切れるだけの良質なセンスと勇気があると思いますから。
写真をいくつか
学校見学と同時に公共交通機関活用特訓、あっちゃこっちゃにいきます。とりあえず、トラムがくるまで近くのPaddys Market
これはタウンホールの紀伊国屋。いつのまにか店内の本の配置がガラリと変わってました(日本語の本のコーナーは同じだけど、地図の場所が全然違う)
ちょいボケたけど、これはStrathfieldだったかな、この頃は雨ばっかで、このときも午前から雷が鳴ってましたね~
Burwoodで、ランチ。ベトナム料理のお店でPhoを
これはシェア探し数日後、そろそろどうやって決めようかって夜のミーティングをやったときのもの
シェア移動。次の週に着いたばかりの野沢さんも同行