2024年帰省記(06) 京都競馬場オフ

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競馬場でオフをやるというのは珍しいのですけど、お子さんの遊び場として活用されている翼さんの提案です。リニューアルした京都競馬場は、従来のイメージを裏切って、遊園地みたいなところでありました。
従来のイメージというのは、例えばJAPANといえば「フジヤマと舞子ガールとニンジャ」というド陳腐ステレオタイプですが、その例でいけば、耳に鉛筆挟んで競馬新聞とにらめっこしてるおっちゃんがいたり、スタンドでは馬券握りしめ目を血走らせながら絶叫してたり、人生縮図群像みたいなものですけど、行ったら全然そんなことはなかった。来週の宝塚記念とか大きなレースになったらまた違うのかもしれないけど、通常の週末競馬って、こんなにピースフルなものだったのね、という発見がありました。

以下オフの紹介というよりも、競馬場紹介みたいな感じになりますが、まあお読みください。

京都競馬場は京阪淀駅のすぐ隣りにあります。間違えようがないという感じで、電車の中からもドーンと見える。

駅のホームからはレース場まで見える。

競馬場に向かうための連絡橋につながる臨時出口まである。

降りてからはほとんど一本道。

来週の大きなレース、宝塚記念のポスター。

ここで長田くんファミリーと遭遇。この日の長田くんは、よくスマホで動画撮ってましたねー。

連絡橋の通路。

入場券を買って入る。アングル的には、入場したあと、くるりと振り返って撮ったものなので方向はこれまでと逆になります。

入場ゲートから本館までの短い回廊

左側にはパドックやらがあったんじゃなかったかな(結局行ってないけど)

建物の入口付近(集合場所)で無事に集合

この時点では、午前から来ていた翼さんとお子さん、廣瀬くん、ふじさん、長田ファミリーでした。

この日のコンセプトはファミリーオフ。3組のお子さん連れのファミリーが来られました。かつてワーホリやってた皆もだんだん子持ちシシャモになってきて、オフも適宜ファミリーフレンドリーでやります。夜の飲み会系ばっかだったら子連れでは行きにくいし。子供も楽しくて、安心して遊ばせていられる環境がいるかと。この8月には翼さんがオーストラリアに「里帰り」するらしく、シドニーでは歓迎オフの段取りとして、同じ子持ちのNOZOMIさんや和葉さんにも声をかけてます。

とりあえずどこに腰を落ち着けるかの下見を。
まっすぐ突っ切っていくとすぐにレース場に着きます。

館内至るところに馬券売り場(自販機)があり、飲食店があり、コンビニもあった。

最初考えていたフードコートなんですけど、

中を見て断念しました。椅子がないので立ち飲み状態。これで何時間もくっちゃべっているのは辛いし、子どもの居場所も少ない。

それに高い。多少は高いだろうなーと予想してたんだけど、予想以上に高い。

肉増し増しパワー丼とかネーミングを変えても、牛丼1050円は高いと思う。

バーガーキングも1250円とか。オーストラリアの値段だぞ、それ。

幸い曇りにはなってきたけど雨の気遣いはなさそうだったんで、野外のベンチに行きましょうということになりました。子どもの遊び場も近いし。

下の飲み物は、僕が買ってきたもの。十条駅についた時点でギリ乗れなさそうなので、駅隣にあるリカー量販店に立ち寄って買ってきたもの。特売とはいえ、日本は安いですねー、6本で600円ちょいだもん。

ここでとりあえず一枚。

この時点で来てないのは、水貝くん(このあとすぐに登場)、あと田中くん(田中は複数いるので、ヒデとかアキとか呼んでくださいとのことだが)。

いろんな出店も多かった。

ここから田中くんと出会うまでがちょっと大変で、英語でいえば「ハッスル」しました。ちなみに、全部業者がやってくれて楽ちんですよ、簡単ですよという意味で「ハッスル・フリー(hassle free)」ってよくいいます。「ドラマフリー」なんて言葉もあって、シェア広告にあったりします(シェア内でのイザコザがないこと)。
手こずった理由は、彼は自動車で来てたので駐車場から来る場合には勝手が違って混乱したためですが、まあそれでも出会えて一安心。

ここでまた一枚。

だけど長田くんファミリーがいないね。子連れオフは、どうしても子供が司令官になるので、やれお腹すいただの、トイレだのあって、それぞれあっちゃこっちゃ行かねばならない。結局、この日、全員が同時に写ってる写真は一枚もないのですよねー。

田中(ヒデ/アキ)くんと水貝くん
この二人、同じくらいの時期かなーと思って、このときは2013年かなって話になったんだけど、家帰って調べたら、田中くんが2012年の4月、水貝くんが2013年の1月でした。

あれこれ皆で喋ってるうちに、そろそろレース終わっちゃうんじゃないの?一回くらい見ようか、ということで、ぞろぞろ移動して、レース場の方へ。
上のスタンドにいけば全体が見えるんだけど、かぶりつきで見るなら地上かなってことで。

観客もまばらな感じだったけど、このあとレースが近づくにつれ増えてきました

大きなディスプレイにはあれこれ映ります。京都競馬場以外の競馬場(東京とか函館とか)のレースも放映され、「え、今走ってるの?」と思ったら函館でしたということもあった。

またレースに関するいろいろな情報もながれていて、

このときはさして気にもとめなかったけど、あとで写真を拡大してみると、次のレースの情報で、馬の体重が出てた。最後のプラスマイナスは、体重が増えたり減ったりって意味なのかな。

この写真でも拡大してみると次のレースの現在時点の人気と倍率が表示されてました。

このときのレース(最終レース)は、結果論でいえば4番が2馬身ほど差をつけて圧勝したのですね。そう思って上の人気をみると、なるほど4番の人気はすごく、皆よく勉強しているなーって、お金を賭ける以上当たり前ですけど。

気になって昨日のレース結果の詳細をネットで調べると

ふむふむ、ずっと先頭を走っていた12番(ビバッブ)が、トップは4番(インユアパレス)に譲ったものの二位は僅差で死守した、というのが番狂わせだったようですね。4番の単勝オッズは1.9倍で大本命なのに対し、12番は62.5倍ですから。他の馬では6番と3番が6倍くらいで本命視されており、「確実」を期するなら、4-6-3の組み合わせでいけって話になります。だから4-3と4-6が一番人気だったのですね。納得。が、蓋を開けてみたらぜーんぜん違う。どこが「確実」やねん?という話で、予想通りと予想外が入り混じった一戦だったようです。4番オンリーの単勝は190円で、100円払って190円返ってくるだけなのですが、3-12-8のトップ3を着順まで当てた場合、なんと75520円。とんでもない万馬券で、1万円買ったら750万も儲かった。人気順位212位となってるから、かなり意外な結果になったようですね。そういえばゴールになるとき、おおおおとドヨメキが起きました。

さて時間を巻き戻してレース前ですが、ふじさんがカッコいいカメラを用意。同じくカメラ趣味の長田くんが、あ、◯◯ですね(名前忘れた)と。
僕も同じキャノンのデジカメだけど、もう5-6年前に買ったコンデジです。

レースが始まったようだけど、地上からみてるし、反対側なのでようわからん。上から見てたらもう少し見えたんだろうけど、今度は迫力が、、、ちょい拡大するとこんな感じ

馬速えー!という馬鹿みたいな感想ですけど、目の前走られるとほんと早くてカメラで構えられない。ピントが自動で合う前に駆け抜けてしまう。後尾の方だけようやく撮れた。

おおーとドラマが展開されているようだけど、よくわからん(笑)。

最後のレースは芝生でやるのかと早合点してたのですが、その前までは芝生でやってたらしいのだけど、最後だけダート。距離があって迫力がイマイチでした。もう一押しちゃんと調べれば良かった、詰めが甘いんだよってことですけど、もともと「そろそろ見ないと終わってしまうぞ」「一つくらいは見てみようよ」という程度の熱量でしたからねー。

レース終了後に悠然と数頭の馬が闊歩してきました。

このくらいゆっくり動いてくれると、馬の鑑賞もできるし、写真も撮れる。
ところであの馬はなんだったんだと疑問が残ったので、これも調べてみると、「誘導馬」らしいです。レースに向かう競走馬達を先導し、気持ちを落ち着かせるためだそうです。

最後にまた皆で。この時点で、翼さんと廣瀬くんは帰っています。

レースが終わると、あっとういう間にがらんとなりますね。

最後に僕は田中くんとしばらくお話してました。あ、アキくんか(笑)。もうすぐく4歳の息子さんにえらい懐かれて背中に乗っかってきて、いじり倒されてました。
がらがらの淀駅。今度は連絡橋経由ではなく、下から。

子供さんも入れて12名もいたのに、誰一人馬券を買ってない競馬場オフでしたが、面白かったです。小ひさしぶり(去年も会った)の人、中ひさしぶり(数年ぶり)の人、大ひさしぶり(10年以上)の人、はじましての人(田中くんのご家族)とりまぜて。また、最近の競馬場の感じがわかったし。これだけのんびりした環境だったら、家族連れ(子供連れ)が多かったのも納得です。

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