2024年帰省記(09) 松山行(03) 松山城

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松山行(02)より承前

11時にホテルで森くんと合流した後、行きたい目的地の2つ、松山城とフェリー(興居島)のどっちを先にするか話した結果、松山城を先にしました。
理由は、時間的にいってランチと重なるけど、興居島にランチは食えるのか?いくら調べても食べるところなんかないし、フェリー乗り場である高浜駅にもなさそう。そうなるとランチが遅くなって夜の部がしょぼい二の舞いになりそう。また、夏至に近いので夕焼けが遅く、5時くらいに松山城登っても夕空は期待できない。
ということで松山城を先にすることにしましたけど、後から考えても正解でした。意外と興居島で疲れてしまって(島内迷子で)、帰ってきてからまた松山城(基本山登り)はうんざりだったと思います。この日、昨日とはうってかわってとても暑い日でしたし。

一応位置関係を示しておくと、松山まるわかりMAP学生版がよさげだったので借用し、自分でも入力しておきます。

ホテルから一番町通りという大通りを歩くと起点につく

昨日の早朝途方にくれていた大街道アーケード

このすぐ北側が松山城へ向かう観光風のストリートになります

こういう鯛めしのお店がたくさんあった

ゆるい坂になってます(これはくるりと振り返って撮ったので、アーケードのあたりからは登り坂)

この坂の途中に楽器屋さんがあって、「松山には3軒しかないんですよ」と森くんが解説してくれた。ポーズ撮影。でも結構本格的な感じのお店だったけど。

ロープウェイの上り口。エスカレーターになってる。
「この街でおばあちゃんになりたい!」というのはいいコピーですね。ほかにも感心したのがあって、子規を生んだ明治文学の里だから言語感覚良いのかな。

正岡子規のお弟子さん(てか松山からの仲間)の碧梧桐とか、右は秋山好古かな、坂の上の雲一色ですね。

ロープウェイ(or リフト)260円(片道)。自分で歩いて登るという選択肢もあったんだけど、今日はバス出発が23:30であと12時間も歩かないといけないので体力温存でロープウェイを。というか、もうこの時点で暑さでうだっておりました。

リフトにしようかなーと思ったけど、多分写真撮ったりしてるうちに携帯を落としたりするかもしれないなーと思って無難にロープウェイを。

上の写真、左手に見えるのがリフト。どっちを使っても良い(その場で決めたらよい=チケットは同じ)。

下の写真、よくみるとリフトの乗客に見えるようにいろいろなコピーが書かれていました。「甘くて優しいのが愛媛の味やけん」と。見てたら全部違う文句が書かれているのですね。文章好きなのねー。

乗ってる時間は数分。眼下に歩いて登ってる人を見たけど、この暑さでそれは無いわと思ったです。
山頂の広場で、早くも自販機やかき氷に目がいってしまう。

そこからお城本体(天守閣)までさらに10分ほど上ります。

石垣が見事で美しいんだけど、けっこうキツいのよね、この坂

途中の展望台でご褒美眺望

もう少し行くとゴールで、ここでより絶景が見えます

昨日歩いた、ここにイオンが~とかいってた広場が見える
瀬戸内の海が遠望できます。
この島影が見たかったのですよね。過去に瀬戸大橋わたった記憶でも、不思議と島の裾の部分が墨絵や屏風絵のようにうっすら隠れるのですよね。それがなんとも印象的で、また見たいなーと思ってて。

ここでも誘惑がいっぱい(笑)

今日はこれで終わりっていうなら食べまくってたと思うけど、先はまだまだ長いのでチラ見だけ。観光地にしては良心的といっていいかもだけど、水飲み場がちゃんとあって、そこでペットボトルの水を補給しました(フェリー乗る前に終わったけど)。

ここから先は有料の部分で、天守閣に登れるんですけど、パスしました。眺望的にはあと十数メートル上積みしても大差なかろうし、城郭建築そんなに造詣も興味もないし。古い建物だったら京都に腐るほどあるし、なにより先が長いので。

ということで、ここから下山。

いきなり道に迷って、登ってくるおばさまご一行様に森くんが道をきいてくれて。でもこの階段がけっこう厳しい(笑)。

しかし、この時期、日差しは暑いけど、木陰に入るとすっと涼しい。風もめちゃくちゃ気持ちいいです。いいとこ取りした「日本の夏」を味わった気分です。あーこれだよ、日本の夏!って。だけど、本当に日本の夏になったら、もっと蒸し暑くて木陰に入ったくらいではダメなんじゃないかな。8月とかに来てたら汗だくでへばっていたかもね。

そんでもあっと言う間に下までたどり着きました。

時刻は既に1時近くで、興居島に向かう前に、市内でランチしようということで、再びランチ探しの散策。
また昨日と同じことを、、とやってたんですけど、ふと目についたパン屋さんが、なかなか魅力的で。

自家製調理パンが並んでいて美味しそう。しかも安い。そういえば、前に宇賀神さんの職場に行ったときも美味しいのをご馳走になったなー。


もうこれでいいじゃんって気になって、購入。遠足みたいに、フェリーや島で食べたらいいんじゃない?ってことで。

店の中にもいろいろあるんですよね。目移りしまくり。SydneyにあるBreadTopというチェーン店と同じ感じで、調理パンや菓子パンを一個単位で買えるというシステム。

よし、弁当もゲットしたし、興居島フェリーの遠足の始まりです。
キリがいいので、ここで切りますね。

 

 

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