2025年帰省ツアー(10)上越オフ(3)

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前回は直江津の居酒屋で盛り上がっていたところまででした。
お宿まで笹川さんに送っていただき、帰宿。マリさんは猫アレルギーなので、笹川さんのお家に投宿。おとまり女子会。

ぐっすり寝た翌朝、お腹が空いたので近所のコンビニまで散歩。
まだ朝の5-6時くらいで誰もおらずにいい感じ。前回心地よい静寂を感じたのですが、今回も。しばらくして朝のラッシュになるのだけど、それでも静か。都市部には必ずある、遠くの背景のような騒音がここには無いことがポイントなのかなー。

わりと川と橋が多い印象があったのですが、雪どけ水を流すのかな。

あとで駅の反対側のお寺密集地を散策するのですが、駅のこちら側(東側)にもたくさんある。

古い街だからと言ってしまえばそれまでかもしれないけど、レトロな建物ながら現役でバリバリ稼働している店が多いのが印象的でした。↑この上の写真。左の家の入口が後ろにセットバックしてますね。はて?と思うとこの家もそうですね。おそらく将来に道路拡幅の都市計画があるのかな。何十年もの計画でセットバックしないと建築確認を出さないで、少しづつ広げていく。気が遠くなるようで、結構身近にもあります

妙高山をのぞむ。相当高いですよね、この山。いたるところに植物があります。都市部の古い下町エリアでもそうですけど。ほお、上越市のごみ収集はこんな感じなのか。

コンビニでゲットしたのはこれ。選んでたらこうなったという。もう全てが小ぶりになってるわ、高くなってるわで。あとで、Yoshiさんと佐藤さんも買いに行ったけど、同じようにパンを買ってました。クロちゃんも、朝のお食事中

またリサさんから挽きたての珈琲。

そうこうしてるうちに、女性陣が迎えに来て出発。宿の前で。

とりあえず地元の茅の輪くぐりコンプリ(いくつかの場所がある)を目指す笹川さんの提案で茅の輪くぐりを二箇所でやってました。

左廻り、右廻り、また左廻り。あとで見たら、茅の輪くぐりって全国にあるみたいですね。

工事現場で使用する「謙信くん」がここにも。この崩し字の「龍」もたしか謙信ですよね。毘沙門天の「毘」の旗の方が有名だけど。
前回、この地方における親鸞聖人のカリスマ支配に触れましたが、同時に上杉謙信のカリスマ支配もすごいですね。この二人が御当地キャラみたいです。
高田城と町を作った松平忠輝はあまり語られない。家康の六男という微妙な立ち位置で、家康に疎まれ、最後にはクビになって、高山や諏訪に飛ばされたという可哀想な生涯だけど細い経緯はよくわかってないらしいです。

2つ目の茅の輪くぐりで、近所の幼稚園児の一団と遭遇し、ナチュラルボーン保育士のYoshiさんが活躍しておりました(笑)。ほんと子供好きねー。

さてそのあと、笹川さんとマリさんが朝ご飯がまだというので、レトロな映画館の横の雰囲気のいいカフェへ。
昔の映画館をそのまま使い、名画座のようにピックアップされた映画を上映しているという。カフェ朝飯にパンを食べたはずなんだけど、男二人はまたシフォンケーキなどをつけるという。うれしそう。

さて、Google Mapに書かれて以前から懸案になっていた、なんもない山の中腹から見える「棚田」にいきます。棚田って一帯に広がっているのに、なんでピンポイントに紹介されてるのか?という。
そこまで13キロくらいの道を。最後の方は完全山道。しかし、結構整備はされていました。そろそろです

到着。確かに「大月の棚田」という表示がされています。

なるほど!という展望。たしかにここまで開けてスカッと見渡せるエリアは無かったですもんね。
ちょっと感動的な緑の景観でした。棚田もありますが、それ以上に緑の色彩がすごいし、開けた空間の木々の配置やらなにやら。写真でみたスコットランドやら、インドネシアもそうかな。時間も忘れて見とれてしまいますね。

米の字が書いてある。
いやー、この獰猛なまでの緑を見に帰国したようなものです。こういう濃密さはオーストラリアにはないです。

よく見ると小さなカエルがいたり、バッタがいたり、カマキリがいたりで、生命の祭典のような感じ。最近全然見ないもんなー。

同じような絵が続いて悪いけど(本当はこの数倍写真があるけど)。

心の満足のあとはお腹の満足で、前回と同じく、天ぷらを食べにいきましょうと。ああ、見覚えあります。前回は集合後、最初に来ました。
やはりここにも川はあり、鴨もいました。

大将の熟練のワザ。天ぷらは昔自分でよくやってた頃があるけど、衣のサクサクができない。小麦粉を溶かしすぎるとケーキみたいになるから、半分粉状のまま氷水でやるとかいうけど、刻々と変化するからそんなに出来ない。
また内容によって揚がる時間が違うから、順番を考えないといけない。同時に考えないといけないことが山程あるんだけど、そこはプロの技ですよね。無造作にやってるだけのように見えながら、全部同時に仕上がってたり。

ランチの「巣ごもり天丼」。生協でも巣ごもり卵だったけど、今回は縁があるのかしらね。これがまた美味しくて、めちゃ分厚いかき揚げの中に卵があり、出汁の効いたタレ(醤油味メインではない)がよく、汁にたっぷり浸かっていながら、なおサクサク感は残り、、という。これはYoshiさんのノーマル天丼。これも美味そう。天ぷらがうず高く積み上げられている天丼。このあとYoshiさんは追加でアイスクリームの天ぷらを頼んでました。ちょっと食べさせてもらったけど、あんな分厚い衣を揚げるのに時間がかかりそうなんだけど、アイスクリームは全然溶けて無くて。アイスそのものも美味しかったです。そのまま出してもいいくらいの。

最後に時間があったので、笹川さんが教えてくれた、駅の西側のお寺密集地域へ。図があって、なるほどこれはすごいわ。
別のところにもまた図があって、こっちの方がわかりやすいかな。

お寺=お墓の業者さんの看板。

ひときわ大きなお寺。コミュニティに溶け込んでいて、本堂をイベントのライブ会場として提供してたり。

煩悩ポスター。「欲があるから生きていける。しかし欲が身を滅ぼす」と。ほお。こういうのって近所に新しくできたラーメン屋の壁とかTシャツとかに書いてそうな。

ということでタイムアップです。
東京に戻る二人と、妙高に戻る佐藤さん、最後の一枚。

上越妙高のホームから。どこからでも妙高山は見えます。

ここはもうだいぶ進んで、金沢だったか、福井だったか。

敦賀着。昔仕事で来たことあるのだけど、こんな立派な駅だったかしらね。

30分ほど待合時間があるので、喫煙コーナーを探したけど結局みつからず。

敦賀をでてほどなくすると琵琶湖の北の端が見えてきます。これはもう琵琶湖の中程で、あとちょっとで京都。

というわけで車中泊入れて二泊三日の上越の旅でしたけど、今年も堪能しました。全てにわたってヘルプしてくれた笹川さん、また時間を割いて参加していただいた方々、改めてお礼を申し上げます。またやろうね。

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