先週オーストラリアに上陸した佐藤くんですが、この6月に上越オフの際にお会いしています。いやあ全国各地のオフもやってみるもので、意外なところで意外な出会いがあって楽しいです。
佐藤くん、APLaCは読んでいたけど、まさか自分の地元の上越にくるとか思ってもいなかったので、いいチャンスというか運命的なものも感じたようです。
佐藤くんの最初のプランは、いきなりラウンドで、パースあたりに飛んで現地でファーム探し。英語学校は高いから行かず。その裏付けは「なんとかなる」というネットの言説というもので、それはあかんのでは?といいました。
でもそれが最近の日本の傾向なのも事実で、なるほどこれならGDP成長率が世界底辺レベルで、内戦やってる国と似たりよったりという指摘もわかる気がします。このあたりの経済統計はパラメーター(外挿条件)変えたら幾らでも変わるので過信は禁物ですけど、高度成長期(70年代初頭)は大雑把に年間10%弱、安定成長期(70-90年頃まで)で3%ちょい、その後の停滞期(90-現在)で年間1%切ってるのはだいたい衆目の一致するところでしょう。
理由は複合的ですけど、ざっくりした体感、それも高度成長時代を体感してる身で言えば負け癖がついてしまったというか、「勝ちグセ」を忘れてしまった or 最初から学んでないことだと思います。
「勝ち癖」って、まず最初に徹底的にボロクソにやられて、死ぬほどミジメな屈辱を味わって、畜生!で奮起して、鬼みたいな修行をして、且つ死んで元々みたいな挑戦、挑戦、また挑戦をやるというのが一連のセットになってると思います。その昔矢沢永吉の「成り上がり」という本がベストセラーになりましたけど、「一回目ボコボコにやられる、二回目きっちり裏を返す(リベンジする)、三回目余裕。この繰り返しだよ」と書いてましたし、この方法論だったら、確かに勝ちグセはつくでしょう。
早い話が絶対に諦めない鋼メンタルで、トラウマ自殺級の悲惨なことも「勝つまでの一連の過程の一環に過ぎない」と割り切れること、でも最後には俺が勝つに決まってんじゃんと信じて疑わない強烈な楽天性。その転換をなすための「山にこもって修行」レベルのフィジカル努力。これがセットになっていた。
戦後の日本家電は、アメリカの家電(GEとか)をパクりたくても買う金もないので店頭で社員がスケッチしていたという話があります。真偽のほどは知らんけど、そのくらいやりそうな雰囲気はありました。ちょっと前まで竹槍でB29に対抗しようと大真面目にやらされていた頃に比べたら、まだしも現実味のある話だったんでしょう。それ以上に、この非人間的なまでのパーソナリティが、一部の限られた人だけではなく、ほぼ国民全体に共有されていたという部分が大事だと思います。だってどんなことであれ、「戦時中に比べりゃ」と比較対象が凄すぎたので、大した苦労とも思えなかったんでしょう。僕の親父もそう言ってた。「屁でもねえや」って。
話戻すと、今のご時世のいきなりラウンドは、鬼メンタルと鬼修行あってこその話で、それは望めないでしょ。「なんとかなる」もレベル次第で、小学生が家出して十代は闇バイトと売春で生計をたてているのも「なんとなる」といえばそうですしね。問題はそのレベルでいいの?です。インチキファームにカモられて終わりってのもよくある話ですしね。いきなり海外いって、まずプロレスラーみたいなガタイのいい連中に囲まれる圧迫感、言葉が全くわからない疎外感、なにをどうすればいいのか全くわからんという途方に暮れる日々。
僕が一括パックなんて自分で自分のクビを締めている(やっても何の収入にもならない、実働の90%は無給)サービスをやり始めたのは2000年くらいです。ネットが一般化して、情報依存になってきた頃です。依存するとメンタル・フィジカルどちらも急激に弱体化しますからね。昔は、依存したくても依存するものがなかったので、孤軍奮闘で突撃する以外に方法はなく、だけどそれが一番成功率が高いから(オージー優しいし)、それでなんとかなってた。だけど情報依存すると、まず日本語で情報収集~とかやるから、そういう人らの集まるところ(場所にせよネットにせよ)にいき、移民ゲットーみたいなカルチャーに染まって、そんで終わりというのが目について来たからです。この環境じゃ普通にやってたらまず無理だなーと。出来ないのは出来ないだけの科学的・合理的理由があるんだもん。
あと佐藤くんの場合、日本でメカニック10年やっていたという珠玉のキャリアがあって、もう今の時点で永住権王手です。やってくる日本人100人に一人くらいのラッキーです。ただそれも鬼挑戦あっての話で、なんとか雇ってもらうまでの努力は必要。ちょうど上越オフで先輩格の山崎さんに会えたのはラッキーでしたね。彼もRockdaleからBondiまで延々毎日歩いて仕事探しをして、何ヶ月かしてゲットしました。あとそれで永住権ともなると、英語試験がある。それも年々厳しくなる。現場系の人はお勉強は苦手な人が多いから、ここで数年苦労します。メルボルンの小田くん(メカニックで永住権とって一家5人で暮らしている)も日本にいるときは仕事終わったあと夜に勉強して,寝落ちして、それを3年以上やったと言ってました。仕事までゲットしながら英語テスト(日本の感覚でいえばかなりレベルが高い、受験で早慶上智レベルくらいかな)で落ちてたら意味ないし。それに英語って一番最初にちゃんとやっておかないと、変なクセがつくから良くないんですよね。どんな技術でもそうですけど。
それとお金がないのがすごいストレスになるのも現代日本の病状で、何故かそこは「なんとかなる」とは思えないから、とりあえず早くジャパレスでもなんでも見つけること。なので、できれば3ヶ月くらい日本で飲食店の経験積んで履歴書と自信をつけたほうがいいよ、軍資金もたまるしね、といいました。
素直な佐藤くんはそのとおりにしました。7月に来る予定を秋まで伸ばして、その間に地元の妙高でオージーが沢山きてる店でバイトをして飲食店キャリアを積み、同時に上越の笹川さんがやってる英語教室に参加してやってたそうです。シェア探しやってて、後で引用するに報告をあげてくれてたんですけど、結構話が通じているんですよね。英語レベルはプリインター(中の下)だったらしいので、こんなに細かいところまで話が通じるわけないんだけど、それでも通じるのは英語を喋ることに慣れていたからだと思います。最初は英語スチュそのもに不慣れだから、初めてハンドルを握る運転初心者みたいに、テンパって、きゃー!ドカンです。それかフリーズして地蔵化してるかです。とにもかくにも「慣れる」というのが大事なので、それを地元でやってこれたのは良かったと思います。
英語教室で壮行会やってくれたときのスナップ。笹川さん提供。
笹川さんから「かんずり」のお土産もいただきました。
というわけで「満を持して」という言葉が似合う佐藤くん、やってみたらすんなり一週間で13軒見学して、シェア先も決まりました。
以下写真を。
まず上越オフの写真。過去のオフと重複するけど。
彼の故郷は、妙高。スキーリゾートで、近くの白馬と並んでオージーがたくさんやってくるところ。彼の実家は、そこでスキー客用の宿屋をやっていて、家の真ん前がリフトの乗り場という最高立地。
その地の利もあって、彼は3歳からスキーやっていて、スキー歴(実年齢マイナス3歳)だそうです。すごいなー。
写真は妙高高原駅。僕がオフのために京都からバスに乗って降りた所(上越妙高駅と勘違いしてたのだが、結果的には妙高が近くに見れて良かった)。

最初に佐藤くんに会ったとき
山崎さんに話を聞く佐藤くん
思い出スナップみたいな。

渡豪まで間があったので、上越オフで会った以外にも、毎月一回ZOOM(Spatial Chat)オンラインで話をしてあれこれ事前に教授してました。
空港で会ったときは、やあおひさし~って感じ。
今回のバッパーはいつものYHA セントラルではなく、YHA Glebeに回帰しました。
一番の理由は、セントラルが高止まりしてて、Glebeにしたら半額くらいで済むことです。週6万と3万円だったら安い方がいいよね。もともとYAH Glebeが定番だったんだけど(環境いいし、APLaCに近いし)、コロナで客が激減して、ホームレス一歩手前のおっちゃんが増えて、YHAから離脱して、隣のThe Villageに買収されて。だけど最近は、また環境が変わって本来のバッパーに戻ったぽい。またLittle Drifterと名前が変わってThe Villageから離脱。てか、DrifterグループがVillageを逆に買収したのかな。結局10人部屋にしたら、Villageの方に泊まらされたりしたし。そのへんはようわからないし、書いてもいない。
学校見学。
いつも紹介してるところは、コロナ期の激変で日本資本のSCEとSELCの日本スタッフが集まったところ(同じくコロナで潰れた学校を日本資本が買い取った)。結局SCE時代からは20年以上の付き合いがあるので、日本独特の信用による融通がきくし、入学後もあれこれ話をしやすい。
これまでの校舎(一棟ビル)の隣が1年かけて再築するので工事ノイズがたまらないので移転したそうです。今度はセントラル駅の真ん前で、ここもいろんな学校が入れ代わり立ち代わり入ってる所。いつくつか写真を。

さてそこから恒例の僕と一緒にサバーブ巡りです。
大体シェア広告リストを作ってみて、ポイントとなりそうな駅を順次行って、土地勘をつけてもらう。バス電車に乗り慣れてもらう。地図で見るとやたら遠く見えるけど、実際に行くと結構近いってのを体感でわかってもらうため。
セントラルから電車でチャッツウッドまで。メトロ(最近の小ぶりの電車で、ニ階建てではなく、無人で走る)でも行けるんだけど、せっかくだから、従来の電車路線で、ハーバーブリッジを渡ってオペラハウスを見るという。
セントラル駅
おーオペハウスだーという一枚
Chatswood駅周辺

そこからメトロにのってEpping駅。

別にEpping駅だけではないけど、最近のトイレ。いきなり個室になってる。
結果論でいえば、この駅近くのシェアに決まりました。数日後にそうなるとはこの時点では誰にもわからない。
電車で南下してStrathfield駅。
さらにそこからバスで長駆でHurstvilleまで。全体に電車路線は放射状になっていて、縦移動がしにくく、それはバスに慣れないとダメなので。450番のバスに乗る。
小一時間バスに揺られてHurstvilleまで。やっと着いた。
そこで、遅いランチで、美味しい中華料理を。美味しくて満足げな佐藤くん。
いつもの定番の福建炒飯(まず外すことがない)と、有名なアイテムなので知っておけ的にLaksaを。

満腹満足な一枚
さて以降、翌日からシェア探しが始まるのですが、佐藤くんは、淡々とこなしてましたねー。結構行く先々でいい思いをしたようで、「大変」「つらい」という初動をすっ飛ばして、「楽しい!」になってました。
最終的には11月いっぱいという限定付きだけど、Eppingの陽気なオジサンのところへ。シェア移動のとき。
12月以降も決めようとしてたらしいけど、まだ時間あるから、一回住んでから決めたほうがいいんじゃないといことで白紙に。実際、仕事が始まると、朝はもう学校で起きたらすぐに出るし、夜はバイトのあとだから11時くらいに帰って来るしで、シェア先といっても「寝るだけ」みたいな感じになるのよね。そういうのがわかれば、選ぶポイントも変わる。ただしこれは人によって違う(環境、利便性、値段、シェアメイトの人柄、、など欲しいポイントは人によって違う)から、自分が欲しいポイントで探せる。
律儀に今日の報告を書いてきてくれた佐藤くんですが、参考になるので各シェア先訪問の様子を引き写しておきます。これから来る人の参考にもなろうし、また単純に読んでて面白いですよ。
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(以下、佐藤くんの経過報告から)
初日:
今日最後の内見が終わりました。今日行ったのは
609 Ryde 601 Strathfield 505 Lidcombe 605 Campsieです(番号は僕が振った通し番号)
609 Ryde
はバスでドンドン住宅街を進んで行ってだんだん閑静な住宅街に入って行って緑が多くて学校があって子供達の笑い声響くとても落ち着いた綺麗な街でした。オーナーさんは中国か韓国人ぽい感じで優しそうでした。絶対ボンドを返してくれそうな感じでした。ただ車ないと厳しそう。家にも8人くらい住んでいて、それぞれ独立してる感じでした。オーナーさんもここに住んでないとのことで、綺麗だけど淡白な感じでした。
601 strathfieldはいいところですね!活気があってだけど綺麗で!インド人ぽい人が多い印象でした。
オーナーさんは中国か韓国人のお母さんでした。日本語喋ってくれました。部屋もこじんまりとしてましたが、程よく綺麗で、安心感がありました。アクセスもいいし買い物にも困らなさそうでめっちゃいいと思いました。
505 のLidcombe はStrathfieldのすぐ近くでした。
ただ、2駅くらいしか離れていないのに、街の雰囲気は全然違いました。ちょっと治安悪そうな感じ。住んでる人種的にはインド系アジア系が多いと思いました。オーナーさんも自分で紹介に書いていたようにかなりボロかったです。1部屋2人部屋でした。同居人はインド人でした。めっちゃ親切そうな人でした。
オーナーさんは中国人ぽくてにこやかでシェアハウスの住人を大切にしてる感じで、人を選んでいると言っていました。ただかなり古くて家の中の暗すぎて、あまり楽しい生活を想像できなかったので、たぶん無しです。1番最初に電話してくれてゆっくり説明してくれて日本も好きで嬉しかったんですが、、、
605のCampsieeは駅の通りは凄まじく明るく中国人街とネオンが輝きご飯も美味しそうだし店もいっぱいあるし駅周辺が賑やかでよかったです。家に行くには11分徒歩が必要でした。賑やかな通りを直角に曲がると一気に静かになって真っ暗でした。ただゴミも落ちてないし綺麗な街でした。家もすごく綺麗で住人は1人でした。牛肉を料理するときは別の道具を使ってくれとのことでした。彼曰くここはすごく気に入っているが1人で家賃を払うには高すぎるから僕が270払うから230払ってくれとのことでした。彼もなんかカッコいいしいいところでしたが、ちょっと静かすぎるので無しだと思います。
今日のシェアめぐりは以上です!いい物件を教えてくださってありがとうございました!全部それぞれ長所と短所があって楽しかったです!また明日も頑張ります。
今初めてのチンチン電車に乗って帰っているところです!
二日目
全部にメッセ送りましたがまだあまり返信はないです。夕方から帰ってくる事に期待します。
509 の毎日URLが変わる物件には次の日曜日に行く事になりました。もう一件のURLが変わるところは返信が一昨日まではあったのですが、昨日送ったきり帰ってきません。
今日回ってきた物件は3件です。
E515 Matraville 250ドル、606 Beverly Hills 260ドル、501 Ashfield 270ドル
の順で周りました。
またどの街もオーナーさんもよかったです。
Beverly HillsとAshfield の物件のどっちかにしたいくらいよかったです。
606は女性のオーナーさんでよくホームステイで学生さん達を預かってたみたいです。他に2人それぞれの部屋に住んでいて、1人は日本大好きな方らしいです。
Beverly Hills の街並みがめっちゃ綺麗でした。清潔で小中くらいの学生さん達で賑やかでインドアジア系が多いと思いました。ただめちゃくちゃ渋滞してました。車で通うのは大変なのかなと思いました。
501のBen さんの所はすごく大きくて、7、8人住んでると言ってました。2人ほど会いましたが、みんなおじさんでした。部屋も大きいし、ちょっと小汚くはありましたが、とにかく広くて生活しやすそうでした。
またAshfield がいいですね!家がみんなレンガ作りで思い描いていた外国って感じの風景でした。駅はキレイすぎず、ただとっ散らかってるわけではなくて、駅前には飲食店がすごく多くて活気があるけどみんな落ち着いてる感じですごくよかったです。
E515のマトラビルは、本当にプールがありました。裏庭もあって、部屋もベットもデカくて、誰か友達できたら一緒に住みなさいとか、オーストラリアの歴史とか、庭に生えている草とかをつまんで、コレはお茶にできるとか、今度この薬を買いなさい何にでも効くからとか(panadolとゆう薬でした) 色々教えてくれるおばあちゃんでした。 すごい良いとこでしたが他の物件が良すぎて候補からは外れそうです。
Matravilleでバーミーを食べました。美味しかったです。
(ポークロールという安くて腹一杯になる食べ物があると教えたので)
インスペクションめっちゃ楽しいですね!あの豪快な運転のバスで街から街へ色んな場所を見ながら回っていくのがめっちゃ楽しいです。明日も楽しみです。
3日目
今までのが7件と今日で6件で合計13件周りました。シェア探しですが、確かにそろそろ決めてもいいかもしれませんね。シェア探しが楽しすぎてまだ学校のチェック問題も開けてないので、、、
日、月の内見予定もポツポツ入ってるので、これでリストを止めてもらっても大丈夫です。あとは送った所から返信が来たらそこに行くという風にしようと思います。朝早くからリスト作成ありがとうございました。
おかげで安心して色んな所に行くことが出来ました。めちゃくちゃ楽しかったです。
どのオーナーさんも全員いい人に感じてしまいました笑
僕に良い人か悪い人かを見極める能力はまだ養われてないと思います、、笑
自分の記憶に定着させるべく、備忘録も兼ねて長く報告させて頂きます。すいません。
817 Surry Hills よかったです。ライトレールで速攻セントラまで行けたし、街並みも前に田村さんが言ってた隣の家とくっついてる昔の街並みでした。セントラルにあんなに近いのに街はすごく落ち着いていて、セントラルから離れようが近かろうが歴史がありそうな落ち着いた街はあるんですね。家主さんは中国人のおっちゃんでした。優しそうにテキパキと喋りまくってくれました。YouTubeで英語を勉強したよとおすすめの動画を教えてくれました。他に銀行はここがいいとたぶん教えてくれました。それと詐欺に気をつけろとか一緒に英語教えてあげる。など、ずっと喋ってくれて楽しかったです。部屋もこじんまりとキレイでした。家主さんと白人おじいちゃんと僕が入れば3人だけでした。
610 Eastwood 270
同じ住所に別の人がそれぞれ住んでるってあるんですね、教えてもらった住所に行って、ピンポン鳴らして出てきた人に私は違うと言われ、もう一度調べてもやっぱりこの家で、結構パニクってたので、違う名前で呼んじゃったんだと思ってもう一回行ったら今度同じ人が出てきて、電話して確認しなさいともっともな事を言われて、外で電話しようとしたらシェアハウスの家主さんが出てきてくれました。
家は本当にキレイでした。家主さん、他の住人2人でみんな当番で掃除をしてるみたいです。外にプール、ベランダ、筋トレグッズなどあって住んだら楽しそうでした。12/1から入居可能でした。
706 Epping 195ドル
めちゃくちゃ喋るアジアのオーナー 今日か?明日住むか!?と言ってました。
内見に行った時シェアメイトのみんなでご飯食べていて、もしここに決めたら家族の中に住むのかと思いました。ネパールの女の子、インド人青年パキスタン?青年
あと他はそこにはいなかったですが、2人ベトナム人が住んでるらしく、明るく楽しそうでした。ネパールの子がめちゃくちゃ可愛かったです。ここに住めばこの子と一緒に生活できるのか、、と結構揺らぎました笑
インド人の青年も汗だくの僕を見てアイスをくれました笑。みんな優しかったです。
510 Epping 270 (結局ココになった)
2階建ての集合住宅のうちの1部屋でした。IT系アジアお父さん1人暮らしでした。ただ12月から家族が来るそうで、11月末まで、あれ?12月いっぱいだったけ、また確認します。部屋数は少ないですが、すっきりしていて、部屋もキレイで良かったです。こことイーストウッドの12月からっていうのを掛け合わせればいいじゃないかと思いました。酒も飲むとの事でいい友達になれそうと言ってくれました。
810 Marsfield 220
ちっちゃいアジアなおっちゃん 下に1人南アフリカ 上にオージーとどこかの国の学生2人 そして俺の4人、ちょっと古いけど家具はしっかりしてていいと思いました。
Marsfieldって路上駐車スタイルじゃなくて、行き止まりの丸い所(※注:カル・デ・サコという)にみんな放射状に停めて、家までは綺麗な歩道を歩いていくみたいな。自然豊かで静かで野うさぎ?もいて良いところでした。
707 West Pennant Hills 250
バスの道中遠くの方にセントラルのビル群が見えました。ちょっと標高高いんですね、キレイでした。街ももちろんキレイでした。他の家も大っきいとこばかりでしたが、さらにおっきかったです。木もおっきかったです。家の中も歴史を感じました。
家具や置物とか本棚とか、映画に出てくる古い家って感じでした。部屋も今までで1番大きかったです。ここに住んでますって言ったらかっこいいだろうなぁ笑、ただやっぱりお店は少ないですね、毎日学校の為にセントラルに行くのでいいと思いますが、せっかくスキー場しかない田舎から出てきたのでもうちょっと街に住みたいと思います。ただホントキレイでした。
今日のシェア探しは以上です!6件も行けて良かったです。
いつもあっちゃこっちゃ行って大変だったんですが、今日は一箇所でなるべくまとめるようにしたらうまくいきました。ただ昼ごはん食べれなかったです笑 ホステルの水道水しか飲んでないです笑
それと今日晩御飯を食べようとバッパーの中のキッチンでスパゲッティを茹でてたら、Oh your the
Japanese!と一昨日話した韓国人青年の友達のドイツ人19歳青年が話しかけてくれました。昨日田村さんに言ってもらったように、別に孤独とかもうどうでもいいや、どうどうと飯食ったろと思ってたのですが、めちゃくちゃ嬉しかったです。
一緒にご飯を食べて、カレーをお裾分けしてくれたので、僕のスパゲッティも少しあげました。おかげですごく気分が明るくなりました。残りのバッパー生活もなんとかなりそうな気がしました。
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以上です。
折も折、東京の中野の高橋さんが息子さんの留学が終わったので引き揚げに来ておられて、お会いしました。その歳、息子さんの荷物を譲り受けて(リュックや寝袋とか)、佐藤くんにお渡ししました。いいタイミングだったです。

以上、長くなっちゃいましたが、佐藤くんの初動一週間でした。