2025年帰省ツアー(4)京都個別オフシリーズ

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2日の間に、ふじさん、村田さん、翼さんに会ってきました。
29日に長田くんのところ(蛍池)でオフやるんだけど、それ以外にも地元でオフをとか思ってて、でも時間的に今から皆の都合を聞いて調整してとかやってるくらいなら、各個撃破でとりあえず都合が合った人/日時で片端から会ったほうが早いわと思って。

12日:ふじさん、村田さん編

12日は朝からまずりそな銀行へ。介護保険の保険料の振込の新規登録やら、届出印が~とかいろいろあったのですが、ここでは割愛。
来店予約を取って、朝イチで訪問、開店と同時に入ったら、行員さん全員に頭下げられて面映ゆかった。

意外と時間食って、いそいそとふじさんと待ち合わせのカフェへ。
四条烏丸下ル東入ル(地図でいえば右下)付近の裏通り。なかなか色々変わっていて興味深い。
これが四条烏丸の大通りの風景で、京都有数のビジネス街。

でも一本入ると京都ならでは細々した路地。

いかにも京都って感じの造りの建物

掘っ立て小屋に鳥居?と思って、あとで調べたら結構由緒のある神社らしい。道真公を最初におまつりしたところとか。

割と有名なカフェでいつも並んでるとかで大きなカフェかと思いきや、このあたりかな?と思っても「足のお悩み」に目を奪われて、あやうく見過ごすところでした。

「出たよ」って感じなのですが、京都ならではの深い奥行き。

通称「うなぎの寝床」。その昔、間口の広さで税金が決まったそうなので、できるだけ間口を狭くして、その分奥行きを深くしたという庶民の知恵からきたらしいのですが。

列を作って待ってるお客さんへの注意書。なるほど人気ありそうだ。この日は平日の午前ということもありそんなに混んではいなかったですけど。

ふじさん。ちょいピンボケなんだけどこの写真が一番いい表情だったんで。

賞を取ったりもしてる評判のコーヒー。確かに美味しかったですよ。

うなぎの寝床のよさは、奥まるほどに静かで落ち着く。

次の予定は、ランチタイムなのでけっこう長々と滞在してたのですが、居心地はいいから苦にならないです。

四条河原町(正確には四条新京極上ル)の洋食屋がふじさんのおすすめなので、烏丸から河原町方面をぶらぶらと歩く。

道すがら「へえ、なるほどね」と思ったのですが、インバウンド需要をあてこんだ店が増えてますよね。昔ながらのところもあるし、そこは様々ですけど、一軒一軒それぞれに趣向を凝らしているので、見てて飽きない。

そういえばこの辺に「京都の秋葉原」という電器屋さんが集まった一角がありませんでしたっけ?とふじさんに聞いたら、「ここですよ」と。
京都駅前のヨドバシに客を取られて、すっかり寂れてしまっている。それでも昔を彷彿とさせる店がいくつか。一緒に入ってみたんですけど、自作パソコンとか上級者向けの店っぽい。

隠れた京都名物の古本屋さんも(伝統的に大学や学生が多いから古本屋も多い)。

ふじさんとは、インターネットの10年前のパソコン通信の異業種交流サークル(Nifty Serveのビジネスマンフォーラム)時代のからの知り合いです。互いにまだ20代で。当時のパソ通なんか日本人百人に一人も知らなかったマニアックな世界だったから、逆に集まるメンツは好奇心感度が高い人ばっかり、人生面白いか/面白くないか、だけで生きてるような。
僕も弁護士一年目から参加したのは、専門業界の閉塞感がたまらなかったからです。弁護士って(医者もそうかな)、日本全体からみれば、北海道の「まりも」みたいな特殊な世界で、そこでは「まりも仲間」が沢山いるし、まりもで一生幸せに生きていけるんだろうけど、でもまりもで終わりじゃヤダなと。
でもある程度したら、今度は日本そのものがまりもみたいなものに思えてきた。地球儀をみたら、大きな大学キャンパスの「13号棟の4階端のトイレ」みたいな立ち位置が日本で、なんでそこにずっと居らなあかんねん?となって海外へという流れですね。

当時のパソ通のオフも盛んでしたが、パソコンの話題が多かったです。ふじさんは理系バリバリだから皆の指導役でもあった。だからこういうパソコンショップに入ると、なんか懐かしかったなー。
パソコンも、ある時からゲーム用の高スペック機種の流れになり、最近はAI対応用の機種と進化してるようですね。

とかなんとかやってるうちに頃合いのいい時間になったので、お目当ての洋食屋さんに。

路地裏を入っていくと、、ガビーン!まさかのお休み。

ネットで調べたらやってるはずなんだけど、しかし、この休みの日、どういう法則性があるんだか。「定」休日なのか?
ここで嘆いていても始まらないので、もう一軒のところまでぶらぶら歩きますかで、錦小路を通り抜けていって、どっかいいところがあったら入るということでと。

錦は錦で、またインバウンド仕様が増えましたねー。目についたのはプラスティックな派手な見本、それも同じ種類のものの数が多いやつです。

こんな感じの

ここ焼き鳥屋さんなんだけど、なんかそんな感じがしない。

これはお寿司屋さんなんだけど、従来の見本とはなんか違うよね。
ここは昔ながらの普通の感じなんだけど、なんかちょい高いなーと思ってしまった。そんなもんなんかなー。

烏丸通りを超えて大宮方面に向かって進むと、もう一軒の洋食屋。既に開店前から列が。でもここはやってるっぽいね。

そして食べ終わったあと。まだ列が。

「店内の撮影はご遠慮ください」という張り紙があったので、料理その他の写真はありません、ごめん。
口頭で説明しますと、まず店内は「昭和のスナック」です。多少お酒も出すみたいだし。10人くらい入ったら満席で、相席はしない。カウンター席には常連とおぼしき一人客が。コロナのアクリル板がカウンターにまだあって、場外馬券売り場みたいな(笑)。
昔ながらの日本の洋食屋さん(好き。あれは日本料理だよね)。デミグラスソース(オーストラリアにはない)たっぷりの。ハンバーグも焼いても平べったいままではなく、おにぎりみたいに丸くなる肉たっぷり系(自分で作ってもおにぎり形になる)で、久しぶりに食べたクリームコロッケ(これもオーストラリアにはない。そもそもコロッケが一般的ではない)も美味しかったです。大ぶりで。
後が使えているので、食ったらとっとと出るって感じで退店。

村田さんとの待ち合わせが15時半に千本三条だから、まだ時間はある。とりあえず四条大宮あたりまでいって、どっかで時間を潰しましょうかってことで進む。

どっか公園でもあればと思ったけど、大宮のあたりってあんまりないのですよね。結局、目についたコメダ珈琲に。なんか今回はコメダ珈琲に良く行ってます。このあとの名古屋でもコメダ珈琲だったし。

ゆるゆる歩いていけばいいですかね、で店を出て、四条大宮。

なんか小綺麗になりましたねー。昔はもっとごちゃごちゃしてて、猥雑な感じが特徴的だったんだけど、普通の大きな交差点になってしまった感じ。まあ、でも、付近の店は濃い感じの店が多かったです(いちいち写真に撮ってないけど)。

この頃になると陽が射してきて、その陽射が強い。肌がチクチクするくらいで、オーストラリアかよ?という。ああ、夏になったらこうなるのかー、やっぱヤダなと思ったもんです。

足が捻挫で痛い~とか言ってる割には、この日1万三千歩以上歩き、後日の名古屋では1.6万歩歩いてます。さすがに疲れたし、ちょっと痛いね(笑)。

待ち合わせは二条駅の近くの立命館大学の朱雀キャンパス前。
なんでも村田さんが校友会で使えると。家が近所で、永久会員(3万円)になると夜の10時までやってる図書館を使えるから入ったと。えらいなー、勉強の熱意がすごいよな。

このキャンパス、僕がいた昔(僕も立命)は影も形も無かったのですが、まあ立派なもんが建ってますよね。
僕が東京からわざわざ立命館にいったのは、一つには法学部が看板で、当時の司法試験合格者の出身大学でいえば全国ベスト10にはいっていたこと、しかしそれ以上に安いことです。なんせ授業料17万でしたもんね(当時でも早稲田は4-50万した記憶)。しかも立命は(僕の代までだが)4年間学費据え置き(4年目になると国立より安くなったのかな)。5年以降の留年時代は、1単位2000円で良かったので、計画的に一科目4単位分だけ取らずに年間に8000円。激安。お買い得。なので全国から安さにつられて色んなのが来てて、面白かったっす。

でもこの朱雀キャンパスご立派で、校友会の専用ロビーもまた立派で。なんか偉くなったみたいね(笑)。
偉くなった感じの村田さん 偉くなった感じのおふたり
どっかの雑誌に「日本の大学教育の展望を語る」とかいうタイトルで出てきそうなシーン

これが村田さんお目当ての夜の10時までやってる図書館。

村田さんは、先週くらいから左足が痛くなって治療中とか。歩けるんだけどとある角度になると激痛が、、という厄介なやつ。どうもギックリ腰の一種のような気がしますが。

結局10時前にふじさんと会って、ずーっと喋り続けて、15時半に村田さんと合流して、またずっと喋ってて、結局7-8時間くらい喋ってたんだけど、何を喋ってたのかそんなに覚えてないという。ほんと罪もないおしゃべりで、それをしたいのですよ。

ただふじさんとは、かれこれ40年くらいのつきあいになるし、村田さんもオーストラリアにいった初期からの付き合い(シドニーで会った、オーストラリアつながり。同じ立命出身なのも今回初めて知ったくらい)なので30年以上だけど、全然変わらないねー。いや見てくれは相応にふけるんだけど、主観的に話してる感じは昔のまんまです。何も変わらん。「こいつ、変わっちゃったな」というのが全然ない。
あ、そだ、皆もうじーちゃんなんで、お達者クラブのお達者話が増えたかも。最近物忘れが、、というやつ。

すぐ近くのJR二条駅(ふじさんはJRで茨木へ)、地下鉄二条駅へ。お二人共29日の長田くんの蛍池には来るそうなので、続きはまた。

13日:翼さん編

13日の金曜日は(笑)、翼さんでした。
去年の京都競馬場の発案者で、一昨年は山崎の翼さんの近くまで僕がいってお好み焼きを食べましたね。
今回は、お子さんを旦那さんにバトンタッチして、単身で京都駅まで。長田くんに続いてまたイオンモールへ。今度はとんかつ屋さん。

翼さんも毎年会ってるから、そんな落差や意外性もないんだけど、しかし、なんか若返ってない?普通年々ちょっとづつ老化して当たり前(自分も)なんだけど、あれ?って違和感があるくらい若い感じがして。まあ印象なんだろうけど、さっぱりした感じがする。子育てライフも軌道に乗ってきて安定したのかな。

さて、とんかつであります。お値段的には納得プライスだけど、ちょい肉が固かった気がする。なんせこっちの歯がねー(減るわ、前歯まで欠けるとカッコ悪いのでなるべく負担のないようにとか)。結局お達者話に帰結するのが情けないけど(笑)。

真剣にメニューを吟味する翼さんの図

ここに一推しドーンと掲載されていた「とろろ」定食。撮らせてもらいました。これいいね、今度これにしようかしら。

話してた内容は、他愛もない話なんだけど、そういえばX(Twitter)の話をしてましたね。今、ニュースでも暇つぶしでも一番のメディアとしてはXが良い、こればっか見てると。
ただしフォローは一切しない。いいなと思ったアカウントがあったらブックマークして、そういうのが二百個くらいあり、どんどん増え、それをジャンル別にフォルダーに入れて。
ニュース系がいいのは、どれもこれも個人の偏見バリバリであることです。誰かを無条件に信じるとかしないで済むし、違う角度からの意見も見れるし。Xはエコーチェンバーがかかりやすい(同じ意見の人間同士で同じネタを流してるので、それがすべてと錯覚しやすい)ので、意図的に散らして。世界からいろんなのがあるので、滅多に出てこないネタとかもある。例えば、ガザの問題でもすべてが廃墟のような印象だけど、ある境を過ぎると全く建物も壊れておらず、普通の世界が広がってる動画、バーベキューやって皆で笑ってる動画とかがあって、そういうのって見つけてくる人がいるのですよね。でもだからどうだっていう主張はないし、あってもそれは情報ではない。そんな感じで知的パズルとして面白い。
でも、それよりも娯楽チャンネルとして面白いです。ハッシュタグで検索して、あがってくるものをパラパラ見てって、よさげなアカウントがあったらブクマすると。
今時点でニュース時事で70アカウントくらいあって、あと娯楽系で、150アカウントくらい。
美術アート系で集めてるセンスのいいアカウントとか、自分の好きな漫画や音楽で検索してみるとか、ロックコンサート動画をひたすら上げてる人とか(かなり知ってるはずのバンドでもこんなお宝動画みたことないってのが多い、YouTubeなんかよりもずっと豊富)、廃墟系、一人旅系、街ブラ系、ホラーオカルト系、AIやゲーム動画系、アニメ系、事故系、スポーツ系、ユーモア系、癒し系、ほのぼの動物系。ちなみにエッチ系も。無修正デフォルトであるけど、それ以上に日本の最前線(その昔援交と言われていたのが今どうなってるのかという)。
昔、中古レコード屋で宝探しのように探してたのと同じ感じで楽しいですよ。誰も編集していない一次情報に近い(そのものではないが)ので、いいです。それだけに膨大な玉石混交で、独特の嗅覚やカンがいるけど、そういうの好きだし。英語は当たり前にせよ、全編アラビア語、ヒンドゥー語、ロシア語なんか普通にあるけど、クリックで翻訳できるからね。
以上はその時喋ったことというよりは、その補完みたいな事柄だけど、そんな他愛のない話を。

あっという間に閉店時間で店を追い出され、店頭での一枚。

ついでに館内閉店の表示と一緒に。

わざわざ出てきてくれてありがとうございました!
蛍池でまたお会いしましょー。

 

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