2023年初夏の日本帰省記(11) 中野オフ

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23日に京都から羽田に飛び、その晩は結局旧友と会うために藤沢に泊まりました。三浦海岸~とか最初から言ってたんですけど、参加者がいないこと(締切後に出現したがtoo late)、なんとなくいいなと思ってた海のある風景、海鮮料理、地方の佇まいは、宮崎でたっぷり堪能したので、もういいかって気分にもなったのでした。

せっかく写真があるので、そのあたりも。
京都からリムジンバスで伊丹空港に向かう途中。万博公園の太陽の塔。50年たっても未だにインパクトある。これを見るとやっぱ岡本太郎って大したものなんだなーと思ったり。

なぜかラブホがたくさんある伊丹空港周辺。外人さんはどう思うのだろうか。あ、でも、三浦海岸らへんでラブホテルをほとんどそのまま普通宿として出しているところがあったな(宿探しをしてて見つけた、結構評判が良かった)

往路では見えなかった富士山、帰路に見えて満足。今回はスマホの写真ばっかなのでズームがしょぼくて残念だが。

これが藤沢駅徒歩15分(1キロくらい)のお宿。素泊まり3800円で見つけた。

なかはゆとりの6畳間で、押し入れ部分の寝台特急みたいなところにあと4人眠れるみたい。独り占めだけど。てか、僕のほかにあと一人か二人くらいしかいなかったけど。次の日の死体安置所みたいなバッパーに比べれば天国。

翌24日は東海道線一本で上野まで。しんどいから800円でグリーン席買った。1時間立ちっぱなしで時給800円(8-10ドル)もらうなら、800円出すわって感じ。
宿は、Lodging Tokyo Uguisudaniというチェーン店みたいな(Uenoもあったし)。3000円ちょいでやすかったんで。チェックインも12時からだし(もっと早くてもいけそうな感じだったが)
鶯谷の駅ですが、鶯谷もラブホテル密集地で有名っすよね。駅のホームから。ちなみに僕が大阪で住んでた桜の宮もラブホで有名。なんか縁があるのかしら。

この宿、結局スタッフの人とは一度も会わなかった。めちゃ合理化されていて、入り口のロックのコンビネーションをメールで教えてくれて、2階にあがると受付、、てか、こんなのがあって、

タブレットに答えて、チェックイン。すると

え、こんだけ?てか、4-Hってなによ?多分4階のH部屋?ベッド?と4階までいくと(エレベーターがないのがつらい)、ああ、こういことねと。カプセルホテル風、死体安置所風の例のあれ。

ま、でも、ロッカーとか、荷物をくくりつけるキーが無料で提供されてたり、狭いながらもトイレもシャワーも清潔だったし、値段を考えれば悪くはないわね。

荷物を整理しなおして、いざ中野へ。
なんだかんだで時間が押して、3時ギリギリに到着。すでに志保さんと、永妻さんがきてて、やがてエレナさんも。日曜と勘違いしてた中瀬くん抜きだけど、2時間みっちりシェア会話講座をやりました。
さすが学校、ホワイトボードがあると説明もしやすいわー。
ここの部分は写真撮るとかいう感じではなかったので、写真はないです。

そして5時になり、ぼつぼつと参加者が集まってきました。
ちょっとピンボケだけど

隣のデッキが眺めがよくて、タバコスペースでもある

航平くん(右端)は、なんと数日前、過労と急性アル中で倒れて救急車で運ばれたとか。あー、でも話聞いてると何となくわかるような気が。勝手な推測だけど、彼、昔言ってたけど全方位のバランスがいい。学校でもヤンキーともガリ勉くんとも等距離につきあってたらしい、前回京都で言ってたのは、WH後の日本で転職6回目だけど、全部円満退社で、各社の同僚や取引先は友達として繋がってる、友達作るために会社行ってるようなもんだって。それで年収一千万超えたとか、でも奥さん子供は大事にして、相手の親御さんともつきあって全方位。今度知床にいくとか。そりゃキャパオーバーするよね。僕も経験あるけど、そのくらいのレベルの仕事だと、仕事内容も広範になる、てか「ここまで」という限度がなくなって、全部やらないといけないので、24時間息が抜けない。普通家庭を顧みなくなったりするんだけど、そこでバランス感覚でやってるから大変。マネジメントは出来ても身体がもたない。いやあ考えどころだよねーって話してました。一回何かを得てしまうと、得たものによって苦労する。僕もそれでちゃぶ台ひっくり返してオーストラリアに行ったんだし。

なんて話を個々人相手にそれぞれやり、また他の人もやってる風。

ここでちょっと買い出しタイムで、高橋さんに教えてもらった近所のスーパーへ、ぞろぞろと。居残り組は、高橋さんの経済講座を聞いていたそうです。

買ってきたものを広げて、またそれぞれにトークタイム

手当たり次第というか、近くにいる人と話し込むわけだけど、それぞれに先程の航平くんのような話をするんでしょう。
徳ちゃんと中瀬くん。

高橋さんとエレナさん

最後の方で、最近、満たされすぎて喜怒哀楽の感情が少なくなってる子どもたちの話をしてました。反発や反抗するわけではなく、従順で素直なんだけど、しかしパッションや情熱が少ない。
例えば希望というのは、まず不満や怒りから先に生まれるのではないか?とか。なぜなら希望というのは「こうなったらいいな」という思いであり、それは「そうなってない現実」があるから、つまり満たされてないからこそそう思うわけで。
あとで思ったけど、でも子どもたちだけではなく、僕も含めて日本人全体について言えるかも。だって他の国だったら暴動レベルのデモとかすごいよね(フランスなんか何ヶ月もやり続けてる)、みんな本気で熱く怒ってるもん。でも僕らはそこまで激しい怒りも感じないし、行動にも出ない。だから希望も感じない。同じことかも。子供は大人の鏡なんだし。

中野オフは絵柄的には教室に座って話してるだけで、あんまり見てて面白みはないんだけど、個々の会話が結構深くて面白いです。酒席のわーっというノリはないんだけど、ノンアルで、しかも教室でやってるから、結構語りやすいんですよね。皆はどんな話をしたのかな。

だんだん夏至の長い日も沈んできて、とっぷり夜になって

航平くんなど帰る人が出てきたので、そのまえに集合写真。
これは後ろの男性陣が腕を組んでエラソーにしている図。

これとは別のを巻頭写真にしました。
ところで知らないうちにスマホ写真の設定を4:3にしてて(いつもの16:9ではなく)、あると思ってた右端がなかったので、全体に右に寄ってます。すんません。

その後もあれこれ話は続いて9時頃までやってたのかなー
そろそろ後片付けの時間

ぞろぞろと帰りつつ、少しづつ少なくなり、新宿駅で他の皆が降りて、僕は一人で鶯谷に戻ったのでした~。写真は中野駅。

高橋さんの学校でやるのも、これで4回目かな?
いつもありがとうございます。中野が一番よく語れるような気がしますね。特に初対面どうしで話しやすい。席移動をする空間もたっぷりあるしね。

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