おひさしぶりに錦織千絵さんからうれしいお便りが届きました。長いこと会ってないけど、折に触れてメールをいただいたり、電話くれたりして、そんなに離れている感じはしないです。
彼女の体験談(最初の3週間濃密版、WH編、帰国後インド行き編)はここにあります。最初の3週間という短期間で人生変わるだけのヒントをバシッとつかみ、次のWHではTESOL(英語教師養成コース)のあとは、一路ラウンド。二回目には目もくれず、ファームジョブもガン無視。そしてまるで映画のような森の中の原始生活(まさに)でめくるめく体験をしてます。濃密さは歴代トップクラス。シェア探しでも45件くらいみてるけど、結局決めなかったお家のパーティに参加したり(それも3件)。
↓森の中の生活(Helpxだっけな)
錦織さんは、最初来たときからそうだったんですけど、物凄い時間コスパが良い。つまり感動すべきところでちゃんと感動している、ちゃんと咀嚼してる感が抜群。目先のあれこれに追われず(金がないとか)、眼の前の物事にきちんと向き合って、時間かけて理解・消化してるから結果的にすごく時間効率が良くなる。効率なんか全然気にしてないんだけど結果的にそうなる。よく学校の授業だけ受けてれば普通に東大受かるよ~って人がいますが、多分そんな感じ。
帰国後も精力的に面白いものを探しまわり、ひょんなことから知り合ったインド人の彼氏の縁でインドへ。
インドの企業人生活5年、そろそろ次の段階へということで、好きな音楽(トロンボーン奏者でもある)を本業にしてインドの仲間とともに活動を開始。インドで曲をリリースしたり、コンサートやったり、ビデオを見る限り、もう完全プロでやってます。
長い物語になりそうなので何回かに分けて連載します。
最初に、このビデオを載せます。
錦織さんの説明によると、
※先日日本に帰国した際にお世話になった日本の家族友人に手紙を書いて送るために、インドからどのようにみんなの手元に届いたかミニビデオを作成しました。
仕掛けとしては、本人に住所だけ先に聞かせてもらって手紙が届くことを伝える。「手紙が届いたよ」と連絡が来たらリンクを送ってビデオを見てもらう。
人生に行き詰まってビデオを見て元気をもらった友人や、腹を抱えて笑ってくれた友人、懐かしい私の姿に涙してくれた友人まで反応は色々でした。
とのことです。
おー、インドの日々の日常ってこんな感じなのね、という。
最初の写真屋のサミュエル・L・ジャクソン似のお兄ちゃんとか、みんなムスッとしてて一瞬ビビりそうなんだけど、時折可愛く笑ったりするのよね。なるほどこんな感じか、という。
でも、ビデオに写ってる彼女は、最初来た時の彼女と同じ。あ、全然変わってないじゃんってうれしくなった。まだお若いのにこういう言い方は失礼なのかもしれないけど、いい年のとり方したなって思った。ややほっそりしたんだけど、雰囲気はふっくら優しくなった。ああ、人は真っ直ぐに生きていくと、こんないい顔になるんだなー、年はこうやって取るべしって見本のような。
というわけで序文はここまで。次回、彼女の書いたインド5年半の挑戦と、さらにインドの会社をやめて、収入10分の1になっても「やりたいことをやるべし!」で音楽活動を始めている状況、インドの「家族」のことなどなど、掲載します。