WEB冥利~メル友Yさんとのやりとり

今年から永住を目指してゴールドコーストで頑張っているYさんとの2年越しのメールのやり取りをご紹介します

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APLaCは1996年からですから、もう22年くらいやってますが、やっぱ知らない人から(知ってる人でも)メールを貰うのがうれしいです。
最初の頃は、まだインターネット自体が普及してなかったせいもあり、ホームページ作っても誰が見てるのかしら?って感じ。カウンターつけても、1日5人来訪!とかいっても、うち4人は自分でがっかりしたり(笑)。そんなもんです。

それでもやってればメールはいただけるもので、これまでのやりとりを合算すれば数万通というオーダーになってると思います。バックアップもして、全部保存してます。ただ、もう仕分けが大変で(笑)。冒頭の画像は、一応分類別に保存している(つもり、やりきれてないけど)のメールボックスです(個人情報に関するものはぼかしてます)。

そんななか、最近いただいたYさんのメールをご紹介します。もちろんご本人のご承諾もいただいています。オフとか他の仲間にも紹介したいし。

今から1年前の2018年03月に最初のメールをいただきました。このときはこれから永住権を目指して渡豪するぞって頃のもの。そして今月、渡豪しました、頑張ってますってメールをいただきました。併せてご紹介します。

2018年03月頃のメールのやりとり

田村様 初めまして。
現在、日本で会社員しております、26歳のYと申します。

来年1月より、永住権取得を前提として、ゴールドコーストへ移住を決意しました。
田村様のエッセイを拝読させて頂き、また自分のオーストラリアでのこれから待ち受ける未来を考えると、ワクワクしてきます。

もう決意した以上、とにかく行ってみるのは確定しているのですが、様々な情報を集めていると、不安なことが出てきたので、メールさせて頂いた次第です。

1番の不安要素は、人種差別です。
オーストラリアでの人種差別の記事です。
https://www.thetoptens.com/most-racist-countries/australia-953612.asp

田村様はエッセイの中で、「これはあなたが幸せになれるかゲームである」ということをおっしゃっていました。そのゲームの中で1つのオブスタクルになるのが、人種差別ではないかと思っています。

私は技術独立永住権を考えており、オーストラリア政府の指定する職種で、かつ専門学校のコースが安価で競争も少ないことから、塗装工になるコースを選択しようと考えています。

今時、人種差別者など少数派であると思っているのですが、塗装工などのブルーカラー労働者は単にイメージに過ぎないかもしれませんが、オフィスワーカーに比べてレイシストは多いのではないかと想像しています。

友人もおらず、アテもないので、職場での人間関係からどんどん友人を増やし、オーストラリアで新しい人間関係を築いて幸せな生活を送りたいと心から思っているのですが、BoganなイメージのあるAussie tradiesの中で華奢な日本人が溶け込めるのか、不安があります。

もちろん、ステレオタイプでブルーカラー=レイシストという訳などないですし、そもそも溶け込めるかは私という人物次第であることも重々承知の上ですが、オーストラリアでのファーストキャリアとして塗装工を選択するのがベストなのか、田村様の率直な意見を伺いたいと思いメールしました。

もし宜しければ、田村様が生活する中で感じた人種差別や、その捉え方、またブルーカラー労働者となる事で人種差別を受けることは多くなりそうか、などお応え頂けますと、非常に助かります。

何卒、よろしくお願い致します。

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はじめまして!APLACの田村と申します。メールありがとうございました!
わくわくしていてください。楽しいですよ!

さて、

> 1番の不安要素は、人種差別です。オーストラリアでの人種差別の記事です。
> https://www.thetoptens.com/most-racist-countries/australia-953612.asp

これ、長いのであまり最後まで読めなかったけど、パプアニューギニアの方の個人体験ですよね。たしかに、アボリジニと間違えられるとか、そのあたりの風当たりはあるのかな、どうかなって部分はあります。

でもなー、日本において女性が性差別されているのに比べてみれば、それほどではない、、と僕は思います。
この種の差別って、かなりパーソナルな感じ方によるものだと思います。

僕個人でいえば、23年住んでるけど、一度もそういう体験はないです。ただ、全てが快適な体験だってことはないですよ。でも、その理由が人種によるのか?というと、別にそんなことはないとは思います。

それよりも最初の頃はとにかく英語がヘタクソだから、そこでおどおどしてましたよね(笑)
また、明確に人種差別とわかるようなことをしたら、こちらの社会ではかなりアウトです。政治家とかビジネスマンとかだったら、まず辞職ものでしょう。その意味でいえば、日本人はほとんどダメだと思います。

だから人種差別されるかどうかよりも、自分がしてしまうかどうかの方が結構大事かなって気もしますよ。

こういうのって、その人の興味のポイントによって見え方が変わります。
容姿容貌にコンプレックスがあるばあい、あるいは逆にそこに自信はあるんだけど、それだけに襲われるという恐怖感をもってる人は、すべての現象がそれに起因しているかのように思うかも知れない。
あるいは学歴、あるいは自分のクセ(貧乏ゆすりするとか、変なクセで周囲を驚かせるとか)、あるいはコミュ能力の無さとか、あるいは、、、、
たぶんね、そういう個人的ないろいろで忙殺されてしまって、それ以外に人種レベルまで手がまわらないような気もします。

ブルーカラーですけど、そうだといえばそうだけど、どっちかといえば純粋なオージーよりも、他所から来た移民同士でそういのがあるかもしれないですねー そこらへん、オージーはまだちゃんと教育されているのですよ。

でも、まあ、そんなのあんまり気にしなくていいです。本人が気にするから、周囲に感染するというのはありますよ。本人が全然気にしてないと、周りもそんなことに気が付かないしね。

あと、ヨーロピアン内部では激しい国同士のディスりあいはあります(笑)
半分冗談だけど、ドイツ人はオランダ人が嫌いとか、イギリス人はフランス人が馬鹿だと想ってるとか、そういう笑えるやつです。
ほかにもトルコとレバノンの仲悪いですねー。セルビアとクロアチアとか。ハンガリーとチェコとか。大体隣の国とは仲悪いですね。

その意味でいえば、日本人はどこからも嫌われてないから、けっこういいポジションだと思います。ではではー!

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田村様 早速ご返信頂いてありがとうございます!!

そうですね、返信読ませて頂いて、自分でもよくよく考えていくと、例えばファーストフード店のサービスが悪かったと思った時に、安い店だしまぁこんなもんかーと思うのか、アジア人だからだ!とカンカンになるのかは、個人の捉え方が大いに関係しそうですね。

ブログの中で田村様が仰っていた通り、アジア人だからーとか日本人だからーとか考えるより「自分は自分」というのをしっかり確立していくことが大切ですね。
弱気にならず、自分がビッとして、何事も楽しんで行こうと思います。

最近、田村様のブログと出会い、毎日過去の記事を読み続けてます。読めば読むほどオーストラリアが楽しみになります!

塗装工ですが、自分は1からスタートになるので、専門学校でしっかり勉強して、がっちり仕事ゲット出来るように頑張ります。

今後もブログ楽しみにしています!!
オーストラリアに行ったら、田村様とも是非お会いできれば嬉しいです!

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(一年後)2019年03月頃のメール

田村様 こんにちは。
以前一度だけメールさせて頂いたことがある、Yと申します。

日本で大学卒業から3年半会社員をして、昨年退職し、2ヶ月前にゴールドコーストへやってきて、今サーファーズパラダイスに住んでいます。ペインターの技術独立で永住権を目指して学校に通っています。今日は田村さんにお礼を申し上げたくて、メールさせて頂きました。

私が親を説得し、上司や友人のネガティヴ発言に負けず、オーストラリアへ行ってやるぜと胸を張って会社を退職し、本当にここまでこれたのは、田村さんのエッセイのおかげでした。本当にありがとうございました。

私は元々海外に大いに興味があり、学生時代インドや東南アジアなどをバックパッカーしてた時、多くの日本人ではない人々と出会い、はーこんな生き方があるんだーなんて事を感じていましたが、何故かその時は当然大学卒業したら企業に就職し、そのまま勤め上げるって勝手に確信してました。
みんなそーだと思ったし、事実周りの大学の同期はみんなそーだったので、そーゆーもんだと思ってました。

ですが、好きでもない仕事をする為に、乗りたくもない満員電車に乗り、毎日生活する中で、沸々と疑問が込み上げていきました。

そんな中でたまたま出会ったのが、田村さんのエッセイでした。
毎日狂ったように読んでは、満員電車のなかで深々と頷いてました。
自分がそこはかとなく感じていた疑問や感情が文章になるとこーなるのか!と非常に納得したのを覚えています。

そして、自分はハッピーになる為に生きてんのに、俺は何アホな事やってんだろう?って本気で思いました。

そこから、本当に凄い変わりました。

私が好きなのは、「世界に繋がってる感覚」と「海」の2つでした。
シンプルにこの2つを手に入れようと動き出しました。

それこそが今現在の自分の人生にとって最重要課題であり、後の事は全て二の次だと思って調べまくった結果、オーストラリアのゴールドコーストという選択肢があがり、結果、今ゴールドコーストにいて楽しい毎日を過ごしています。

渡豪のためにお金も必要なので、それまでなぁなぁでやっていた営業も死に物狂いでやり、その結果会社の人達も最終的にはネガティブ発言する人はいなくなり、これ以上ない円満退社で、みんなから応援されて、なんならお前すげーななんて、ちょっと尊敬までされて、退職することができました。

この先どんな事が起きるか、全くわかりませんが、絶対に後悔しない自信だけはあります。
本当に来てよかったと思います。

それは田村さんのエッセイのおかげで、自分自身の気持ちに自信が持てたから、周りの意見を全く気にせず突き進めたからだと思います。

シドニーに行く機会があったら、直接お礼に伺いたいです。
私の人生をハッピーな方向へ変えてくれて、ありがとうございました!

長文失礼致しました。
今後もエッセイ楽しみにしています!

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おひさしぶりです 田村です。
お名前に記憶ありますよ。いや、お名前が某漫画の主人公みたいってそういう印象が残ってて(笑)、しょーもないことなんですけど。

> 2ヶ月前にゴールドコーストへやってきて、今サーファーズパラダイスに住んでいます。 ペインターの技術独立で永住権を目指して学校に通っています。

おおー、頑張っておられますね!今、GCでは同じく永住権目指して渡辺さんというカップルが頑張っておられますよ

>本当にここまでこれたのは、田村さんのエッセイのおかげでした。

わあ、うれしいです 。ありがとうございます。
それだけ他人の人生を変えてしまってるわけで責任も感じたりするのですが(笑)、でも、本意に反することは何一つ書いてないので、素直に喜んでおります

> ですが、好きでもない仕事をする為に、乗りたくもない満員電車に乗り、毎日生活する中で、沸々と疑問が込み上げていきました。

ですよねー
僕も高校のときに非常に思った
将来これかよ?という、そんなの毎日見てたら、何かは考えますよ。

> 自分がそこはかとなく感じていた疑問や感情が文章になるとこーなるのか!と非常に納得したのを覚えています。

多分高校くらいのときに、自分を励ますために必死に考えていたのがその原型になってるんだと思います(笑)

> 私が好きなのは、「世界に繋がってる感覚」と「海」の2つでした。
> シンプルにこの2つを手に入れようと動き出しました。

海はお好みでしょうが、前者の「世界とつながってる感覚」は僕もそうです。

オーストラリアでは地球の上にいるのが実感できるのですよね。この空間がそのまま全世界にすっとひろがってるのが生理的にわかる。
でも、日本だと、どっか拉致されて監禁されてるみたいな遮断感があって、これは帰国時のエッセイにもたまに書きますが、金魚鉢JAPAN的な感覚があります。その世界リアル感は、やっぱりいいですよね

> 渡豪のためにお金も必要なので、それまでなぁなぁでやっていた営業も死に物狂いでやり、その結果会社の人達も最終的にはネガティブ発言する人はいなくなり、これ以上ない円満退社で、みんなから応援されて、なんならお前すげーななんて、ちょっと尊敬までされて、退職することができました。

あはは、そんなもんですよね
それに日本の環境に負けて出ていくような形になってるのも癪ですしね。
まあ、勝ち負けでもなんでもないし、そこらへんは気持ち的にはケリはついているんだけど、どうせなら形としても綺麗にしておきたいってのはあります

> 本当に来てよかったと思います。

そう思えただけで、これまでの軌跡は正解だったと言えますよね。

> シドニーに行く機会があったら、直接お礼に伺いたいです。

おー、また来てください。お会いしましょー

ところで、このメール、ブログなどで紹介してもいいですか?実名は伏せたほうがいいですかね?いやこの機会に、APLaC卒業生の人とも繋がりたいから、顔写真も送るのでガンガン掲載してくださいってのもアリです
実際、オフとかやってるんですけど、常連みたいなメンバーの中には、僕の一括パックを受けたことがない、てかオーストラリアに行ったこともないという人もいるんですよね。基本、エッセイファンクラブというか、エッセイに書いてある価値観を共有できる人達って感じですので、誰もそんなこと気にしません。

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田村様 お忙しいなか丁寧なお返事を頂き、ありがとうございます。

某漫画についてよく言われます(笑)

本当にエッセイには感謝しかないです。
ブックマークがエッセイだらけになってました(笑)
本にして出してほしい…なんて事も思ってました!
「金魚鉢JAPAN」のエッセイありましたね、すっごい納得したのを覚えています!

実名だけ一応伏せて頂けたら、メールは使って頂いて全然大丈夫です!
お世話になった会社の仕事を「好きでもない仕事」とか言っちゃってるんで、念のため、、笑
本当は顔写真付きでガンガン行きたいところなんですが。。

オフ会の情報も見てて、ずっと参加してみたいな〜と思ってました!
なのでタイミングが合えば是非、是非!!参加したいです!

いつかお邪魔させて頂くと思います!!
今後とも宜しくお願い致しますm(__)m

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田村です。
ブログ、掲載しました 不都合な点があればご連絡ください。ソッコーで修正します。

ところで1年前に気にしておられた人種差別は、実際に住んでみていかがですか?

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ご連絡ありがとうございます!  ブログ拝見しました! 全然問題ないです!
ありがとうございます^_^

人種差別についての住んでみての感想ですが、自分は全然気にならないです!

田村さんにメールさせて頂いた時は、オーストラリアのポジティブな情報ばかりじゃなくて、きちんとネガティブな情報も入れておこう!なんて思ってあえてネガティブ情報ばかりを探していたら、本当にビビってきてしまってメールしたのを覚えています笑
情けないですね笑

職探ししてる時、レジュメをばら撒きまくったんですが、ガタイのいいタトゥーだらけの白人ばかりが働いてるバーに乗り込んでレジュメ配るのは、正直ビビりました。
でも、入ってみたらそんな屈強な白人たちの誰と話しても、みーんな笑顔でhey mate!って対応してくれて、
結果、今はそんな彼らと毎日バーで仕事してるわけで、何をビビってたんだかっていうのが正直な感想です。

ただ、今インド人とカナダ人とシェアハウスに住んでるんですが、このインド人はこういった人種系の話にかなり敏感で、事あるごとに人種の話になります。

そのインド人の話聞いてても、それは考えすぎちゃう?って思う事が多々あり、結局はその人個人の人間性こそ最も重要であると思いました。

気にしないが1番いいですね。
人種なんて努力でなんとかなるもんではないことに気を取られてもつまんなくなるだけだと思いました!
気にしなければ、本当に気にならなくて、
たぶん気にし出したら止まらないんだと思います!笑
今後、明らかにそれは人種差別だろって思うことがあっても、ずっと気にしないでいきます!
今のところ全然ないです!
もちろん白人はスタイル良くてイケメンだなー美人だなーとは思いますが笑

この2ヶ月は本当に楽しい、いい時間が過ごせています!
本当に永住したいと思っているので、これからも頑張ります!

 

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