大阪豊中蛍池(ほたるがいけ)。伊丹空港に近い場所にある長田くんのオフィスを提供していただいて行うオフですが、通算、、えーと、数えるが面倒くさく感じられるくらいの回数やってます。
イマミホさんの「みなみん」もそうですけど、場所を提供してもらうと本当に楽だし、また居心地もいいです。
去年と一昨年には一番乗りで早すぎたこともあって、今年は10分前に着いたんだけど、時間つぶしに近くのスーパーに行ってました。ブランチみたいなものしか食べてなかったので、集合時間14時にはすでに小腹がすいていたし、自分の飲み物くらいはってことで。
しかし、意外と時間がかかった。悩んでしまって。去年は6月と9月に帰ってたので日本のスーパーの価格感覚は大体覚えているのですが、今年行ったら、高いわー!1年でこんなに上がるか?ってくらい上がってますね。去年の段階で、こんなに出してまで買うほどのもんじゃないなと思ってた物が多かったんだけど、今年はさらにそれが増えて。安いのはビールとかの飲料系かな。でもビールも、オーストラリアに慣れたせいか、薄く感じる。コクも深みもないような。あれ?って感じ。オーストラリアに行った頃は、あっちのビールがフルーティで飲みやすいし、薄いとは感じなかったけど、ライトな感じはした。飲みやすいんだけど、たまに日本ビールの独特の苦みと濃さを懐かしく思ったもんでした。だけど、今になると、あれ、日本のビールってこんな水みたいな味だったっけ?と感じる。気のせいなんかもしれんけど。
軽く小腹に入れる弁当系を見ても、これといったものがない。それで迷って、まあいい時間調整にはなったけど。
ついたらもう皆来てました。
おお、今年は皆、なんて勤勉なんだ。
事前に土産なんかいらんぞ、自分の分だけ買っておいでとわざわざ掲示板で書いたんだけど、やはり土産が。それはいいんだけど、去年も一昨年もこのみたらし団子がかぶってたんだよね。なんかそれが勿体ないイメージがあって、土産御無用の発言になったわけだけど。書いてるときはみたらし団子という個別の品は思い出せてなかったけど、現場で見たら一発で思い出した。あー、今年もかぶってるじゃないかと。
なぜ被るのかいうと、これ皆が阪急で来る時に乗り換える十三の駅で売ってるらしく、そこで、おお丁度ええやんってな感じで買ってしまうそうです。来年以降、みたらし禁止の仮処分でも出そうかしら。
そうこうしているうちに来年WHに行こうかなと思ってる森近さんが参加。
以後、一階はWHやオーストラリア話の場になり、二階は長田、徳原のサシ対談+長田くんの奥様と娘さんの場になり、二元同時進行になったのでした。
森近さんはノートに質問事項をメモってきたくらい熱心で、海外保険はどうするとか、お金の移動とか、バイトの探し方とか、シェア探しの前にやる公共交通機関の使い方講座とか、あっちでの携帯電話についてとか、バックパックの選び方とか、銀行口座とかFAQ的な。ただFAQよりも口頭の方がはるかに説明しやすいし、理解もしやすいでしょう。時間的にどっちを先にするかの論理構造とか(シェア探し=住所が決まらないと、銀行口座を開く時の住所がないから先に家決めが来るとか)、複数のトピックが相互に関連する説明は口頭の方がしやすい。。
山野さんが友人の廣瀬くんの体験談、また他の人の体験談を読んでて、あれ、面白いっすねーって言ってくれて。そうなんだよ、めちゃくちゃ面白いんだよ。書き手が面白い話をしようとは全然思ってなくて、単に事実を並べてるだけだから、余計に面白いという。事実は小説より奇なりというけど、フィクションで創造しようにも到底思いつかないような展開になるから、それが面白い。
今回も廣瀬くんのファーム体験、めっちゃくちゃ辛い労働で、あまりの辛さに泣いてしまったというくらい。大学ではラグビー部主将が、肉体労働がきついというだけで泣くっていうのはどんなんじゃって気がするけど、本人が目の前にいて、「いや、ほんとキツくて」とか言われると、正真正銘の体験「談」なだけにリアリティが違う。しかしラウンドでファームなんか過去数限りなく皆やってたけど、仕事がきつくて泣くってのは初耳だわ。よっぽどキツかったんだな。珍しい、てか空前絶後だけど。
同じ頃に入った、ヨーロピアンのイケメンでナイスガイのお兄さんも、最後には泣いてましたからねーとか言ってて、そんなん辞めたらいいじゃんって。
あとアスペルガーらしき同僚がおって、余裕のあるときは温かく寛恕の気分で接してられても、こっちが限界になってくると、もうムカついてきてしまってとか、リアリティありますね。
だけど、だからWHなんか辞めたほうがいいよとはならないのよね。絶対行くべしになるという。皆も大概の目にあってますからねえ。28針縫ったとか、トラクターに足の甲を踏み抜かれてセスナで病院まで運ばれたとか、千ドル騙し取られたとか、漁船に乗ったら船酔いで完全地蔵化してたとか、ラウンド先ではなくシドニーでも、一週間のうちにバイト首になって、携帯なくして、買い直した携帯をまたすぐなくしてとか、もう踏んだり蹴ったりの目にあってる。
だけど、終わったときには「そんなこともありましたっけねえ」と殆ど忘れているし、畜生、またやりてえなあって思うのよね。そういうのが小さく思えるくらい大きな何かを得てるからだと思うけど。まあ普通に人生は変わりますよね。それもたくましく、よい方向に変わる。
APLaC界隈ではそれが当たり前なんだけど、他の場で、もうWHなんか絶対ヤダと言ってる人が結構いることを知って、なんで?なにが違うの?と思うと、そうなるべくして、そうなってる気もする。簡単に言ってしまえば、最初っから逃げてるからです。ラウンド先でファームが見つからなかったらどうしようという不安はわかるんだけど、そこを金払って、クソみたいなファームを斡旋されて、逃げ出せないようにされて(返金不可)。シェア探しでも探すのが怖いから最初の一軒目とかで決めてしまうから失敗する。最初に苦痛を避けるという逃げが、結果的に最悪の道を選ばせるわけですよ。森でクマに出会ったみたいなもんで、逃げたらまずやられる。それが勝負事の機微で、そこで負け癖がつくか、勝ちグセがつくかの差でしょう。最初に運と確率の違いの話をよくするけど、試行回数が多ければ多いほど、数学でいう平均値への回帰が生じて、平均的なラッキーアンラッキー比率になる。でも試行回数をビビって減らすと、運によって物凄く左右されるし、幸運ばかりは絶対に続かないからどっかでドボンになる。ドボンになっても、淡々とトライを続ければ、平均的なラインに自動的に回復するんだけど、だからそれが勝ちグセですよね。主観でいえば、絶対に最後にはうまくいく、そうなるに決まってるという根拠のない(数学的根拠はあるけど)確信があるかどうかでしょうね。
一括パックで教えたいのはこの機微であり、めげずにやってりゃ、絶対いいところは見つかるという成功体験であり、これが勝ちグセの原資になるからです。トライすることを恐れなくすることですね。
ただそこに達するまでに力尽きては意味ないから、こちらで最初から交通機関の利用の仕方を教え、広告だけみてクソっぽいのは最初から排除してリストをつくってあげるとか、無駄な損耗を避けるようにしてます。一度でも成功体験を得たら、あとはほっといても勝ってきますからねー。あの蜜の味をもう一度味わいたくなるもんです。快楽原理でいえば、人間は一度味わった快楽を忘れないから。また人間は最初に自分で作った原型を死ぬまでリピートする習性があるから、その原型がダメだったら自動的に全部ダメになる。だからいい原型を最初に作っておくのが何よりも大事。そのへんがわかるかどうか、素地の聡明さもあります。
その先の中盤戦(40才前後から先)は、また難易度が上がって、その原型をどう微調整するか、更新するか、それとも一回ゼロリセットするか、別の原型をつくるか、などバリエーションが増えるけど、WH年代はとりあえずいい原型を作っておくことだと思います。
話が長くなったけど、田尻くんも到着して、二階に全員で合流。
ここでまたなんだかんだ、しゃべくり大会になる。
いろんな話題が出ましたねー。みなそれぞれに仕事してるから、自然に異業種交流会になるんだけど(そういう意識も目的もないんだけど)、雑談として出てくるのが面白いし、役に立つ。
山野くんからは、税理士事務所に勤めてて、AIにとって食われそうな現場の感覚。でも税理士も弁護士も本当にクライアントが求めてるのは、極めてアナログなことなんだよねーから、クライアントとどう接するか話。
長田くんも山野くんも言ってたけど、見積もり作るのにどんだけ手間暇がかかるのかとか、冷やかしで相見積もり出させたがるクライアントはもう切ったほうがいいとか、客筋をどう選ぶか、どう育てるか、難しいけど大事よねとか、独立を期している徳ちゃんもそこは真剣で。
物資不足でいえば、長田田尻両氏から、値段は3割はあがってけど、物資が払底してゼロになってるわけではない。高いけどまだある。あるけど、いつまであるかわからない。お施主さんに言うにしても、もうこういう情勢だったら正直にいう以外にないし、皆もわかってくれている。これ以下の値段では入手できないから、どうしてもこの値段になる。待ってたら下がるかというと、その保証は誰にもできない。
農産物でも、結局巨大資本が、あちこちをつなげてシステムにしていくけど、そうしないと農業が成り立たなくなってきて、地産地消じゃなくなっていってる。食品会社の廣瀬くんは、今トマトの水耕栽培で、製品ではなく原料のトマトを売るんだけど、本来が季節で動いている農産物を、いつでも頼めば納入できるってところにもっていくためには、あちこちを繋いでいかないとならなくて、それが大変だとか。
いい時間になって、森近さんは退場、そしてそろそろ晩飯でも行きますかってところで、廣瀬くんと山野くんはお帰りに。その際の写真。

残った我々4名は、晩飯を求めて田尻くんの車で放浪。
全国で一番売上があると紹介された近くの王将に行ってみたところ、、なるほどデカいわー
しかし日曜の夕方ということもあり、げんなりするほど混んでて、長蛇の列になってた。

これ何分待つの?そこまで待ってまで王将で食いたいとは思わんよなあと衆議一決で、ほかを探すことに。
結局、近場のイオンモール伊丹のなかのどっかの店にしょうと。でも、伊丹イオン巨大なのね。Westfield(シドニーにある巨大ショッピングセンター)みたい。
駐車した場所がわからなくなりそうだから、出口だけ備忘録として撮ったもの。
土佐料理(に限らないんだが)の店があったから、ここに。手ブレ写真だけど、乗せておきます。
イチオシは当然カツオの叩き。これを食えと言わんばかりのメニュー圧。
ほかにも、よくこんなに考えるわってくらい、順列組わせの和食セットがぞろぞろ。
んでも、僕はひときわ目を引いた天丼にしました。1500円ちょいだったかな。
これがなかなか豪快で、ご飯の量がやや少なめだったのは不満だけど、あとは良かった。サクサク衣も、汁の味付けもよかった。こういう天丼食べたかったののよね。
それぞれにパクつく面々。

最後に一枚。
このあと大阪に宿をとっている徳ちゃんと二人で電車で帰ったんだけど、JR伊丹駅から行こうと。車で伊丹駅に行こうとしてうろうろしてたんだけど、後から考えたらイオンから伊丹駅まで連絡通路があったので、そうすればよかったんだよね。
でも、誰も伊丹駅に詳しくないし、出る時点では、ルートもよくわからんかったし。
JR伊丹駅から尼崎駅まで行き、そこでJR神戸線=直通京都線で京都まで戻って、家に帰ってきたのはもう11時近かったです。
以下どうでもいい話を。
ところでモヤモヤしてたのは、JR伊丹駅から尼崎駅を結ぶ路線が福知山線っていうことで、こんなところに福知山線が?福知山線って京都から二条、亀岡といって福知山までいき、ひいては鳥取までいく山陽本線になっていくんじゃ?と思ってたので混乱してました。日本に居た頃もそんなに乗らないしね。
ちゃんと調べたら、二条、亀岡を結ぶ線は、福知山を通るんだけど、それは山陽本線。一方、福知山線というのは尼崎起点で(事実上乗り入れで大阪駅始発)、伊丹経由で北上し福知山までいき、そこで山陰本線と合流する(城崎までいく)。福知山まで行き、その先は山陰本線に一本化されるのだけど、その前は福知山線と山陰本線という名前で別の路線だそうです。
ほお、知らなんだ。てか、福知山線って、「JR宝塚線」って言うよね。あれはなに、正式名称ではないの?愛称?というと、愛称らしい。正式にはあくまでも福知山線。でもって、ややこしんだけど、愛称というとユーザーが勝手につけたあだ名やニックネームのような響きがあるけど、JR西日本が「愛称として導入」したらしい。なんでも福知山だと遠すぎて、地味な田舎路線というイメージがあるので、ベッドタウン化の激しいあの一帯をライト感覚で宝塚線と呼称しようと。また、阪急宝塚線に対抗する意味もあるそうです。
ふーん、スッキリしたんだか、しないんだか。じゃあ、東海道線の一部分を京都線とか神戸線とかいうのも「愛称」なのか、というとそうらしいです。ほお。
というか、東海道線って大阪まで(そこから先は山陽本線)かと思ったが、神戸までを東海道線というのね。で、山陽本線の起点は神戸です。だけど、神戸駅は地味すぎるので、新快速でもハブられているという悲しい駅。神戸駅起点といいながら、それはもう戸籍の本籍のようなものであると。昔は神戸が名実ともに拠点だったんだけど、阪神阪急の私鉄が三ノ宮まで鉄道を引き開発したことで中心部が移ったらしい。