New Face : 石原敬大くん

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石原敬大(けいた)くんは福岡から来られました。
全国的にも有名な地元の高校のサッカー部に所属し、部員300名の超過酷なサバイバル環境で揉まれてたそうです。
進学校でもあったので普通に大学を考えつつも、どうしても行く価値が見いだせないと。さきの渡邉くんよりも二歳下ですが、渡邉くんが大学の就活期に「むむ」と思ったのを、彼は大学入試時点で「むむ」と思った。まあ、わかりますよね。「ゴール」らしきものが消えかかってきたら、それに至るルートもだんだん薄れていくわけですから。

そんなときに脳裏に浮かんだのは、知り合いのツテでバリ島で過ごした1ヶ月間のこと。そこで、なんだかさっぱり分からんけど、でも面白いなーという感覚。これ「海外」の基本ですね。左脳的には理解できてないけど、右脳的に楽しんでるという。音楽みたいなもん。

よし卒業したらとりあえずあの感覚を確かめよう、バリだ!と思ってたら、あと少しというところで(あと5日だったかな)、コロナで国境閉鎖、そして2年経過という。
その間、地元の人の知り合いの知り合いとか不思議な偶然で、ずっと昔にAPLaCを利用した人がいて、そのつながりで連絡がありました。それが始まり。

で、渡邉くんと同じパターンで、、、まず空港でお会いして

携帯をクリアしてバスで学校見学とバッパーのチェックインを

加藤さんから3週連続だったので、定点観測的にジャカランダが「葉桜」のようになっていく過程がわかります

チェックインしたバッパー部屋にて

この日はウチに戻って冷凍うどんを解凍して振る舞いました

二日目のシェア探し用の予行練習行脚は、今回はGradesvilleとかPutneyによさげなのがあり、セントラルからまずバスでWest Rydeまで行く。
途中バスの広告を見てて話に出たのが、ご自宅でハリネズミを飼っておられるとのこと。写真みせてもらったら可愛い。
West Rydeで休憩。韓国系のオーガニックパン屋&カフェにて。

さて、West Ryde駅から電車でStrathfield駅まで、そこからバスに乗り換え、シェアのあったLakemba, Beverley Hills経由で、長駆Hurstvilleまで。

Hurstvilleにて。

なぜか壁面一面のガチャガチャが。

その後シェア探しが始まり、初日、二日目と9軒くらい見学したところで、ぱたっと止まってしまいました。かなり頑張って、これまでの最長記録であるWinston Hillsという、ヒルズ・ディストリクトのなかでも遠いところまで足を運んでたのですけど、いろんな不運が重なって(例えばGum Treeのログインがなぜかエラーになるからメッセージが送れないとか)アポがなかなか取れない。毎日僕がシェアリストを作って送るので件数は増えてくるんだけど、進行が乏しいから手待ちになる。これがよくなくて、ダメ物件だろうが無駄足だろうが動いているうちはいいんだけど、何もできずにただ待つだけになると気が滅入って消耗する。膨大な件数のなか、良くない状況のなかでも次善三善の策を的確に見抜かないといけないんだけど、それって消耗してたらかなり難しい。
ここまでできれば上出来で、焦って変なの掴むくらいなら心気充実させた方がいいよねってことで、ステイをやってる山口さんに連絡し、ラッキーなことに年末年始空いてたので(しかも安くしていただいて)、そちらに。年明けまた再開するけど、落ち着いてやればそれほど難しくはないでしょう。ある意味、一番頑張ったとも言えますし、この経験はラウンドのファーム探しで生かされるでしょう。

 

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