2026年日本帰国記(13)無理ゲー化した外免切替のリアル

話はID(身分証明書)になるのだが、そもそもパスポートを身分証明書ではなくしてしまったのが大きい。これについて語っていたら話が横道にそれるし、身分証明書というものの「虚構」性=実は大した証明になってない=にまで遡るので、面白いけど割愛。

ともあれ今の日本ではパスポート以外のIDがないと携帯電話のSIMがゲットできない。マイナカードはイヤだし、イヤでなくても短期滞在で実際に取得するのは現実的に無理(理論上可能というのは現実問題不可能だといってもいい)。即日取得できるのは、やはり運転免許証であり、それも外国免許を提示して日本免許に切り替えてもらう手続しかない。

なんでSIMが欲しいかといえば日本の銀行でのSMS認証のため。POVO2を選んだのも、年間90%以上日本に居ない間の料金が無料なこと(半年に一回なんか買えばいいだけ)。

しかし、この外免切替ですけど、その昔はぶらっと行って出来たのだけど(エッセイでも紹介している=エッセイ135)、今は数ヶ月前から予約が必要だし、その予約が取れない。ほぼ無理ゲーと化していることを書きます。
まず去年の段階で、申請に必要な書類を用意して、「最近は混んでるから事前に予約しないと無理」というネットの情報で電話をしたら、なんと3ヶ月前から予約しないとダメで、到底現在(去年)の帰国期間中には全く間に合わない。
これだけダメだと帰って清々しいくらいで、仕方ない、じゃ来年(つまり今年)だと思ってやる。幸い去年とった資料を来年にも使いまわし出来そうだし。

事前に準備するものとしては、直前で取る日本の住民票の他には
(1)もとになる海外の運転免許証
(2)その翻訳が必要なのでJAFにやってもらう
翻訳文の申請方法
オンライン申請のみで、僕の時は5000円だが、今見たら7月から6600円になってた。この印刷が面倒くさいのだが後述。

(3)オーストラリアNSW州の免許には取得年月日が書かれてないので、「3か月以上免許を保持」の立証として、オーストラリアのドライビングレコード。
これは39ドルかかるが、オンライン申請で可能なので楽。
Request a driving record
これは免許取得時から今までどれだけ交通違反をしたかとか事細かにビッシリと。30年以上あるので3枚以上にも及ぶ。

(4)同地に3か月以上滞在していることの証明
Request for international movement records
これは出入国記録を出してくれるもので、無料。郵送ではなくメール添付で送ってくれるから楽。昔はパスポートにスタンプ推してたのでそれが証明書類になっていたけど、今はスタンプ幼いから別の証明手段がいる。

去年と今年で現地の免許証そのものは同じ(期間内)なので、これらは全部翌年にも使いまわしが出来るのがせめても幸い。

JAFの印刷が面倒くさい件
その昔(2003年)は、かつてのバイト先の近くの上鳥羽口のJAFまで歩いて行って、その場で20分くらいで翻訳してくれて、費用も3000円で簡単なもんでした。
でも今はオンライン申請のみで、それは遠隔地の人には便利なんだけど、印刷した翻訳証明を郵送なりPDF添付メールで送ってくれたらいいのに、コンビニで印刷しろと。コンビニでも支払いが出来るので、そのコンビニ現金支払マニュアルが31ページもある。うわ、面倒くさ!となって、日本にいる知人に頼んでやってもらいました。こんな感じよ。
  まず各コンビニ別にやりかたの違いがあるのか個別に解説している。全部乗せるのもばかばかしいんでセブンだけ。 なんでコンビニ印刷しかダメなのといえば偽造防止のためとかもっともらしい理由を述べているんだけど、理由になってない。だって本気でやってるプロだったら、最初の海外免許を精巧な偽造で作るよな。その真贋を見抜く力はJAFにもどこにも担保されてないし、見抜けるような出来の悪い偽造をプロが作るわけがない。だとしたら後でいくら翻訳印刷の正確性を担保しても、元が偽造なんだから意味ない。それに一番の偽造防止はJAFから警察に直送させて本人がタッチできないようにすることなんだけど、いまだに紙至上主義(PDFはダメ)や、なんでも本人持参主義(住民票でもなんでもデータ本体は役所が持ってるのに、わざわざ本人に金払って取得させて、それをまた持ってこさせる)の旧体制から抜けきれてないという前世紀の遺物でしょう。

しかし、そんなことも予約の無理ゲーに比べれば、ほんの些細な、微苦笑を誘う春風程度の不満でしかないのであった。

予約電話の無理ゲー性
去年電話したら3か月前から予約でいっぱいと聞いていたので、今年は6月帰国だから3月くらいに電話したら、より整備されていて、6月前半の予約は、2か月前の4月第一週の午後3時から5時の間に電話せよと。
したんだけど、これが全く繋がらず。かけっぱなしに出来ずに、コール3回くらいでプープープーと話し中になるから、リダイヤル→数秒後に話し中→またリダイヤル→数秒後の話し中→のエンドレスループ。
20-30回に一回くらいつながるんだけど、「ただいま電話が大変混み合ってます、しばらくお待ちください」というアナウンスがでて、さらに待つと「大変混み合っています、改めておかけ直しください(がちゃ)」で切れる。

オーストラリアから日本に電話をかけるのは、SIM会社のコースにもよるけど大体において無料だからいいようなものの、これ高い料金払って国際電話かけてたら死ぬわ。
なんぼやっても繋がらずにアホくさくなってやめる。でも翌日またトライするがそれでもダメ。最後につながった時はもう予約満杯を知らせてくれるだけ。しつこく書けたらつながるだろうと思ってたら甘かった。

結局、前半の部は2日で148回かけたけどダメ。
そしていよいよ6月後半分予約開始の4/20-21のカド番決戦の死闘になりました。

スマホのスクショですけど、一番上が死闘編(2日まとめているが合計385回かけた)

下の2つは前半の部でまだ舐めてた頃。初日は51回で諦め、二日目は97回粘るも、結局満杯なのを知るだけ。
そのため、4月20日は。満を持して、3時~5時(時差の関係でこちらでは4時から6時)をフルに使うがダメ。21日に半ば諦めつつもさらにトライし、最後の最後でつながって、「奇跡のキャンセル」が出たので予約が取れた。

これは4月の20日の締め切り6時ギリギリまでかけた記録であり、翌日また開始と同時にスタートしたもの。ニ回目まで8分あったのは「しばらくお待ちください」で延々待たされて結局ダメだったから。

最後にキャンセルがでて予約が取れた記念碑的な記録。1時間22分後に10分会話してるときに取れた。

結局、トータルで533回かけていたことになります。

しかし、チケットぴあでコンサート予約を取るよりも無理ゲー。今回だって、たまたま奇跡的にキャンセルが出たから取れたようなものの、そういうラッキーがなかったら普通に無理でしょ。開始同時にスタートして2時間ぶっとーしにかけてもダメだったら、要するにダメってことじゃないか。

もう虚しくなりつつも、「こういう仕事をしてる」とコールセンターで働いてるんだと思って機械的にやってました。そのくらいメンタルタフでないと無理、タフであってすら幸運がなければ無理。

なんなのよ、このシステム?
予約が取れた時点で、もう出来た気になっていたんだけど、こんなの苦難苦行の半分でしかなかったです。

当日~国際線並の待ち時間地獄

大体免許試験場は死ぬほど不便なところにあって、行くのも大変。僕の家から近鉄十条から竹田までいき、そこからバスが良いらしい。
念のために安全バッファを30分から1時間みて、出頭時間が朝の8時半だから朝の7時前には家を出た。

あいにくの空模様の十条駅。

ここから望遠で見る東寺の五重塔を見るのが毎年の習わし。

何度もシュミレーションをして、Google Viewで確認した竹田駅からのバス乗り場。ここでバスを乗り間違えてパーになったら、500回電話もパーになるわけで、絶対に間違えられない!てな感じで。

既に長蛇の列が
自分が免許試験場に行くとなると、他の人も行くもんだと思ってしまう自己中視点でしたけど、別に普通の朝の通勤客で、試験場の手前でどんどん降りていってしまい、試験場まで一緒だった人は殆どいなかったような気がする。

ここからが問題で、途中から大渋滞に巻き込まれて、全然動かなくなった。小一時間くらいのバッファがあるから大丈夫だろうと思っていたんだけど、それも怪しくなり、もうダメぽって気分になるくらいの渋滞だった。
ここでまたGoogle Mapへの愚痴になるのだが、別に事故渋滞でもなんでもなく、通常の通勤ラッシュでしかなかった。だから普通に予知できるはずなのに、実際1時間近くかかったのにGoogle予想では10-15分程度。それでも、距離を考えたら15分でも妥当な線なので不思議にも思わなかったが、まさかここまでひどいとは。
というかね、こんな細い道をバスが通ること自体ありえないようなルートになってるわ、それも一方通行ではなく対向車と離合させているわけで、そりゃ時間かかるわと思った。
Google Viewでみるとこんな感じ。これは閑散とした時間帯の写真だけど、これでギチギチの渋滞ラッシュで、バスで行くのだから、バスの運転手さんに同情してしまった。

生きた心地もしなかったけど、なんとか最後の方は道路も空いてきてギリ間に合った。

写真撮ってるヒマもなかったのだが、とりあえず教えられたとおりに2階の担当係のところに行く。この写真はあとで述べる5-6時間待ちの超ヒマなときに撮ったもの。

予約自体でだいぶ人数が絞られているみたいで、行ってみたら20人もいなかったな。12-3人くらい?
僕の他は外人さんばっかで、イタリア人とか、フランス人とか、ミャンマー人とか、フィリピンとか、、、なんで分かるかというと、提出書類を出すときに係のおっさんが「これは本国のフランスの免許証ね」とか言いながら確認するのが聞こえるからです。
でも、皆も結構遅刻(といっても5-10分程度だが)してて、そりゃ無理ないよ、こんな辺鄙なところに、朝ラッシュの時間帯に来いというのが無理よね。で、「どうして決めた時間に来ないの?」とか日本語でおっさんにキツく怒られていて、皆さんシュンとなって縮こまっていて可哀想だった。しかし僕がベトナムで同じことをやって、ベトナム語で怒られてもようわからんかったかもな。

書類を提出して、軽くチェックしてもらって、それが全員済むのに1時間くらいだった。自分が出したあとは暇なので、

ほー、蜂の巣があるのかーとかボケーとしていたのでした。

一通りのチェックが終わって、申請料金を払って、視力検査をこのときにやったのかな。1時間くらい経過してて9時半くらい。もうあとは写真撮って免許もらうだけだな、10時くらいには貰えるかなと思ってたら、全然。

「これから手続きしてまたお呼びします」「だいたい3時位に一階の6番窓口あたりに集まっていてください」と言われる。
3時?3時??今、9時半だよ。5時間半後?昔も待たされたけど、いいとこ2-3時間だったよ。それが5時間半!飛行機のトランジットみたいな待ち時間だ。
結局3時になっても始まらず、3時40分くらいに始まったので、6時間以上ですよ。それからまた写真とって、渡されて、解放されたのが4時半くらい。朝の7時前に家を出て9時間半。シドニー羽田のフライトくらいかかった。

結局当日の最大の難関は「暇つぶし」でした。
試験場ってなーんもないのよね。もう一回家に帰ろうかなーと思ったくらいだが、またあの道を余計に往復するのもいやだしなー。
しょうがないな暇つぶしにも限度あるし、1時間に1~2本のバスに乗って近くの長岡京駅でもいくかと。

とにかく死ぬほど時間はあるから、1時間に一本でも構わん。早く着いてもやることもないし、バス待ちで時間潰してた方がまだマシなくらい。

JR長岡京駅。あれ、そんな駅あったっけ?阪急の長岡天神駅はあったけど、JRはたしか「神足(こうたり)」とか言わんかったっけ?駅近くのサンスターの工場で1日だけバイトしたことあったんだけどと思ったら(今調べたら)、神足駅は平成7年に長岡京駅に改名され、サンスター工場は閉鎖されて駅前のマンションやショッピングセンターになっているとのこと。

JR長岡京駅でバスを降りる。なんか大々的に再開発されてて、昔の面影は無かったです。

駅の反対側には、ドーンという感じでいろいろ建っています。このあたりが工場だったと言われてもピンとこないです。
これでヒマが潰せるぞと思ったものの、案に相違して意外と何もないのが判明。大きなショッピングセンターがあるから、イオンモールみたいな感じで階上の書店でもぶらつこうかなと思ったら、一階の生鮮スーパーしかなかった。大きな建物なんだけど上は全部駐車場。

望遠で捉えた市街風景。
望遠で撮ると、遠くのものが近くに見える圧縮効果があって面白いのだが、この山々、西山連峰、西山山地というらしい。サントリーの山崎工場の近くで、古来美味しい地下水が豊富な山々で、だからこそサントリーも蒸溜所を作ったとか。「山崎」という銘柄もあるし。

しばらくほっつき歩くんだけど、宇賀神さんの家の近くの自治医大駅周辺ほどの発見もなく、ただ歩いただけだった。タバコ買いに行く山科の方が遥かにいろいろあった。こんなんだったら近くの阪急電車の長岡天神駅まで行けばよかったかなと思った。

そうこうしているうちに、ランチタイムになってきたので、数少ない店のなかから、ランチ750円という今どき安い(しかも駅前の一等地で、新築ビルで綺麗な)ところを見つけて開店11時半に一番乗り。

なんでこんなに安いの?と思うのだが、味は普通に美味しかったです。
平日の昼間の開店直後だからガラガラだろうなと思いきや、僕が入ってから続々とお客さんが入ってきて、15分もしないうちにほぼ満杯になった。大体が周囲でヒマしているお年寄りが多く、僕の隣の老紳士は慣れた感じで鍋焼うどんを注文していた。なるほどその手もあったか。あとは営業廻りのビジネスマンかな。
コロナ時代の遺跡のようなアクリル板が未だに張り巡らされていて、外せばいいのにと思ったのだが、”on the second thought” (「よく考えてみると」の意味で、ダイ・ハードという映画の一作目に出てきて覚えた)、ほぼ全員が個人客で当たり前のように相席になるのだから、アクリル板があったほうがプライベートな空間を保て、相席の抵抗感を減殺するので良いのか、と納得。なるほどこういう使い方があるのか。お年寄りが多いから、感染一般を気にする人もいるのかも。

ぺろりと食べて、長っ尻出来る雰囲気でもないのですぐに出る。
恒例の不動産屋の賃貸家賃見学。結構高い気がするけど、そんなもん?

やることが尽きたので、またバスに乗って免許試験場に戻る。
もうヒマだから歩いて行こうかなと思ったけど、さすがに疲れそうだからバスで戻る。

戻ってきてもまだあと1時間半以上あるので、写真なんぞを撮ったりする

よくよく見ると、同時並行的に実に沢山の手続きが行われていることがわかる。

暇すぎて指名手配なんかも見る。
こんな写真をあげていいのか、指名手配犯人には肖像権はないのか?その法的関係を整理して論ぜよとか、司法試験の口頭試問で出たらどう答えるかなとか考える。

でも最近では「賞金」が出るようになったのね。西部劇の”WANTED”や”DEAD OR ALIVE”の世界だな。いよいよ日本にも「賞金稼ぎ」という職業が、、というのは冗談で、そんなのがあったら当然知ってるはずだしね。
この機会に調べると、この制度が始まったのは2007年だけど実際の支払額は年平均限りなくゼロ円。過去20年近くの支払い例は7件だけ。支払いのハードルが高く、警察が既に知ってる情報はダメ。役に立たなかったらダメ。匿名通報はダメ。犯人が自首したらダメ。特に評価に関わる部分は、警察の専権で判断するから、警察がダメといったらそこで終わり。結果トラブルったりするらしいけど、行政訴訟とかになったことは一度もないらしい。そりゃ勝ち筋ないもんな(警察が既に知っていたからと言われても、知らなかったはずだと反証することは不可能に近い)。

一方で、こんな手作りの栞やパンフも置かれてました。かわいいね。

「3時頃」再集合というから、もしかしたら早まるかもで、2時半くらいから、今や遅しと待っていたけど、3時になっても何も始まらず。本当にここで待ってていいのか、聞き間違えじゃないかと不安になるけど、朝見た見覚えのある外人さんもいるから多分ここでいいのかと待つ。待つ。待って、3時半を過ぎてブチ切れそうになった頃にようやく開始。

書類もらって、また交付金を払って(最初は申請料で、次に免許の交付手数料)、あんま覚えてないけど、そうだ、免許証に暗証番号(2種類)作るようになったことが、これまでと違った所。
こんな暗証番号なんか意味あんのかと思ったけど、あとで携帯SIMで免許証をスキャンして送るときに求められたので、なるほどそういう仕掛けになってるのねと思った。
いつも聞かれる交通安全協会なんちゃらというボランティアなカンパは当然却下(理由は最後に書く)。昔は500円だったのに今は千円になってたし。

なんでこんなに待たせるのか?
その時は暇つぶしに頭がいっぱいだし、考えてもしょうがないから考えなかったけど、今思うと、多分、いろんな手続が同時並行で行われてて、同時に出来ることは同時にやりたいのでしょう。
外免切替でも、国によっては知識試験やら受けなきゃいけない場合もあるし、その場合、彼らが試験を受けて、合格して書類が整ってから最終段階になるんだけど、それまで試験免除の人も待ってないといけないんじゃないか。
あるいは、他の一般免許の学科試験、原付の学科試験などなど、それらが終了してある程度まとまった数になってから最終をやるんでしょう。そうでもなければこんなに長時間待つわけもない。書類チェックだけだったら、最初の1時間、さらに精査するにせよ数を最初から絞ってるんだからプラス一時間もあれば出来るはず。

しかし、その場で勤務して居られる公務員の方々に文句はないです。見てるとよく働いているし、複雑な工程を巧妙に組み合わせているし、努力のあともあるし、パンフも可愛かったし。彼らに罪はないし、文句もない。
文句があるのはもっと上層、もっと根本で、これって書類審査だけなら、オンラインでいいじゃんってことです。行く必要あんのか?と。
書類チェックだけだったらAIにでも簡単に割り振らせ、難しいやつだけエキスパートが審査し、疑問があったらメールで問い合わせて追加書類をPDFで送らせればいい。
最後の視力検査と写真だって、視力検査は町の眼鏡屋さんや眼科医に委託して結果を送ってもらえば足りる。オーストラリアでいう検眼士(optometrist)は日本にはないが、眼科医、眼鏡作製技能士、視能訓練士(ORT)はあるのだから、一般職員がやってる現在の検査よりも正確性が保てる。
写真は、一般の免許更新と同じくそこらの警察署で出来ると思いきや、即日交付できる警察署は関西ではゼロ、東京にちょこっと、あと離島など事情があるところに多少という程度。それもゴールド優良者のみ。

しかしオーストラリアでは僕が行った1994年頃から即日交付は当たり前で、その場でカウンターで写真撮って、視力検査もカウンターでやって(そのときだけ画面が出てくる)、5分くらいでプリントアウトされた免許証が出てくる。
なぜこれが日本で出来ないのかだけど、深堀りしていくと、結局は当局の趣味(こだわりの強さという好き嫌い)であり、縦割りであり、利権(天下り先の機関が郵送業務を行いこの手数料が大きな財源になっているので、即日にすると仕事がなくなって日干しになるから、後日郵送は譲れない)。
特に交通安全協会の「闇」は昔っから批判されてて、警察OBの超優良天下り先であり、上級職になると年収一千万、ボーナス4か月、数年したら退職金をまたもらい、さらに別の協会にいき、また退職金をもらうという(いわゆる「渡り鳥」)であるから、便利にしたら仕事がなくなって困るんでしょ。これは陰謀論なんかじゃなくて、昭和の頃から普通に議論されていた問題。要は全然直ってないというか、死守されまくっているというか。

で、話はマイナ免許証になるんだけど、これも国が警察の独善的閉鎖性と利権をぶっ潰しに掛かっていると言われてます。これまでは都道府県警別に、予算がないとかウダウダいって何もしなかったのを、マイナカードにすることで、免許発行業務とそれに付随する天下り内職利権を根こそぎぶん取ってしまおうってことでしょう?そりゃ警察も老後の生活がかかってるだけに必死に抵抗するわな。
すごいなー、国家権力内部で壮絶な内ゲバをやってるわけね。他にやることないんか?という気もするし、こちらとしては、6時間待ちをせめて3時間くらいに短縮してほしんだけどな。

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そして免許証でSIMは開通したのか、といえばしました。
これがまた艱難辛苦で、支払いのクレジットが通らず、その過程で暗証番号間違えたとかでロックされ、それを解除するのに大変。さらに、3Dセキュア―という認証がどうしたとか、これがまた銀行ごとに違うのよね。
あまりにも煩雑で、あまりにも面倒くさいので、もう覚えてないです。メモも取ってるし、保存もしてるけど、思い出したくもないくらいに煩雑。

おまけに先日のテレストラの電波障害以来、アンテナが立たなくなってしまって、どうしようもない状況。これじゃSMS認証もうけとれないから、これまでの努力がパーです。あれこれ調べても、結局、こちらの電話会社にしてみれば、海外の電話会社とのローミング提携なんかしょぼいビジネスで、復旧が遅れるとかではなく、全然やる気がないっぽい。何度も何度も手動でトライして、奇跡的に電波を拾ったときにパシッとつかまえるしか無いとか?はあ?です。
国際ローミングなんてこんなもんなのね。

まあ、でもいい勉強になったし、もうちょっと日本のあれこれは怖くて近寄れない感じね。