吉田さんとの労働ビザ祝賀会 with 内藤&廣瀬

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かなり時間が経ってしまったのですが、暇を見つけて書いておこう。

過日、いきなり吉田さん(メルボルン)から電話があり、シドニーに仕事でいくので夜に会えませんかと。リバプール泊とのこと。

吉田さん、既にご存知の方も多いでしょうが、先般めでたく就労ビザがおりまして(それも4年も)、おめでとうございます。


いや~、ほっとしましたって感じの吉田氏。

吉田債まで考案して皆でお助けした甲斐があったというもの。というか、結果論的に言うのもなんだけど、数年前の学生ビザのときからずっと相談に乗ってて、ここまでの手順に間違いはない(あるとすれば学生ビザが降りる前にETASで来ちゃったことくらいで、あのときは焦ったけど)。最初のシドニー単独留学にせよ、メルボルンでの一家視察に水貝くんがサポートしたことにせよ、奥さんの学生ビザに乗るカタチにしたことにせよ、最後の吉田債にせよ、どれもこれも「正着」なはずで、これで取れないハズはないってくらいダンドリは組み上げてました。だから結果そのものは、当然じゃんって感じなんだけど、でも、「そうなる筈」と「実際にそうなる」のとは天地の差があります。特に最後の最後でイライラ待ってる時間は長いです。過ぎてみればスムースに出た感じなんだけど、リアルタイムには辛いですよね。でも、これでご一家も一安心でしょう。

ということで嬉しそうな吉田さんだったのですが、あっちが伸びればこっちが凹むじゃないですが、その前の週に僕がちょっと車で事故っちゃって「今度はこっちかよ」って感じ。また詳しくは話すけど、ハンドル切りそこねて駐車車両にぶつけちゃって、こっちはオシャカだわで、また車買わなきゃね&相手の弁償もしなきゃねでなにかと物入りな。ま、誰も傷ついてないので、基本どってことないのだけど。

で、思ったのは、吉田債もこれで返済の目処がついたし、一件落着といっていいんだけど、今度は僕が借りようかなーとか。いや、実際に借りるかどうかは分からんけど、でもこの先ローン組んだりするくらいだったら皆から借りた方がいいやと。なぜなら、ローンなんか利息複利だから割が悪悪だし、結局銀行とか儲けさせるだけなんだから(片や預金金利は安いまま)、僕ら内部で融通しあったほうが全然得じゃないか。

この発想をもう少し延長すれば、シェアリング経済の金融版で、自分らで銀行作っちゃえばいいじゃんって発想です。ま、昔から頼母子講とかこの種の発想は庶民の間にあったから別に新発明でもなんでもないんだけど、今流行りの金融ハイテクのフィンテックを逆にローテクに廻して、仲間内の大福帳レベルでやってしまう。一口いくらでファンドにしてもいいかも。海外送金とかでも。
だってさ、銀行に預けて、0・01%とか雀の涙の金利をもらうくらいなら、信頼できる友達に貸してた方がいい。銀行だってつぶるれるわけだし、預金保証だってアテになるかどうかわからんし、ならば「絶対に返してくれる友達」(あるいは返してくれなくても諦めがつく友達)に貸しておいたほうが金利も高いし、納得度も高い。てかね、貸せるだけの友達を作るという方がメインになりそうな気もするし、その過程が実り豊かっぽくもある。吉田債でも数百万のお金以上に人とのつながりが大きな意味をもったわけだし。

もっと、なんか出来るんじゃないかなーって思ってます。
お金の融通だけではなく、皆の余剰能力(労働力や資産や)をもっともっと上手に噛み合わせていったら、もっともっと楽に、心安らかに暮らせるのではないか。life will be much easierです。

でも全てのベースになるのが人間関係だし、そのベースになるのは、やっぱ虚飾ではない素朴で本音のつきあいだろう。

吉田さんとも話してましたが、なんだかんだ言って、皆の付き合いも続いてますね~って。いやほんと。
来月になったら、NZから水貝くんは来るし、菊川さんは来るし、新しい人もまた来るし、楽しみです。

でも、前にやってた異業種交流なんかも30年経ってもまだ続いてたりするわけで、こういう「素の生き方」みたいに、接点が抽象的な関係って意外と長続きするもんです。

この日は、吉田さんが個人的に電話して、内藤さん、そして遅れて廣瀬くんもやってきて、セントラル駅の近く、チャイナタウンの中華料理屋でおしゃべりしてました。

内藤さんが帰られたあと、近所のパブでまたちょっと飲んで。
廣瀬くん、今はラウンドでアデレードかな。頑張って~。

 

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