渡辺菜帆美さん 安土りえ子さん来訪~「海外」が「解決」にならなくなる日

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先日のシンガポール就職説明会が機縁になって、今回遊びに来られたお二人です。
渡辺さんは、以前、うちにご相談に来られました(だから説明会の招待メールも送ったのだが)。

その日は、ワイン飲みながらきゃいきゃい喋ってただけなのですが、今回はお二人のご紹介をしましょう。明後日のオフに来られるかもしれないし、その後もご紹介したい方もいるし。

お二人は、渡豪6年目で、渡辺さんは最初の語学学校が今NZにいる菊川さん(地域会議室リンク集参照)と同じです。その後、渡辺さんは同じ学校でオフィスのインターンをやってて、そのときに僕と面識ができたと。

あとでメールで「ご自身でプロフ書いて~」ってお願いし、律儀にもビシっと書いていただいた(そのあたりはさすが)ものをそのまま載せます。

渡辺さんの場合
岡山出身、4人兄弟の末っ子。国際感覚を持つことに対して背中を押してくれていた両親の影響もあり高校時代に1週間ホームステイでシドニーへ。
田舎から出てみたい好奇心から岡山の普通科高校卒業後、大学留学でシドニーへ。
出発前は同級生センター試験に向けて猛勉強、の傍らで英語本を黙々と読んでいたのを覚えています。
SCE(General+EAP)9ヵ月→Macquarie大学にてBA in Edu (Youth homelessness/Special Educationに興味を持ったのがきっかけ)→日系の会社にて事務 →Master of Social Work(現)。
シドニー6年目、感じる事は”海外、都会、留学!って華々しいことも楽しかったけど案外素朴なとこに自分の魂ってあるんだなぁ”
(反抗期の時は日本にいる家族の大切さとかこれほど気づかなかった)。
そんな気付きもあり(?)Community service/Social Workの世界に昨年はボランティアから、今年は大学院で足を突っ込んでいるところです。
最近の日々の生活で感じていることはスマホを2016年に買ってからあのデバイスに心や行動が結構影響されている、ということ。不器用な自分なので、これからは堂々とスマホから離れ、ボーッとする時間、偶然何かに出会うことの面白さ、アナログ生活に戻りながら上手くバランスを取っていくつもりです。
趣味は読書、キーボード(エレクトーン)、ジム、ダンス(サルサetc)、料理です。

安土さんの場合
・宮城県仙台生まれの仙台育ちです
・2011年に仙台に震災にあって、色々思うところがあり東北大を退学してオーストラリアにきました
・最初は住めそうかお試しで1年と思ってきましたが、そのあとすぐ大学に行きたくなって、でもその前に働いてみたくてワーホリをして、やっぱり大学にいきたくてマッコーリー大学でマーケティングを勉強しました(この時は楽しく勉強することしか考えていなくて、永住権に繋がらない勉強をしてしまって若干後悔しております)
・将来のために2年目を取っておこうと思ってバンダバーグのトマトファームにもいきましたが、農薬で手が今までみたことないほどただれたことに恐れをなし、2年はとっとと諦めてシドニーに帰還、ホテルのクリーナーを6ヶ月していました。
・一旦オーストラリアがイヤになり(英語とか仕事とか劣等感が肥大して来てでもそれを受け入れられなかったんだと思います)、4ヶ月ワーホリを残して日本へ帰還、でもやっぱり勉強したいから学生ビザで戻ってきました
・今は卒業して卒業ビザで日系企業で働いています(かれこれオーストラリア6年目です)
・フルートを小6から吹いていて、今もシドニーでフルートを教えたりExamを受けたりしています
・なおみさんとはマッコーリー大学の授業をきっかけに知り合い、一緒に大学以外でも時間を過ごすうち、大親友(だと勝手に私は思っています)になりました。
安土さんのブログは、http://tabikurashi.com/です。いずれリンク集に載せよう。

つながり
というお二人のプロフを頭にインプットして、だーっと自分の頭で人力AI(AIちゃう!)で検索してみますとですね、ピーンと出てきたのは、

渡辺さんは、SCEで菊川さんと同じ世代なので「あのへんの連中」、岡田優くんとか、伊東さんなんかも知ってるかな?今カナダにいる吉池くんもその時期だし、パースの浅田ゆかりさんもそうだわ。フユキくんとか、ヨーヘイくんとか、結構かぶってそうだけど。そして、マッコリー大学&シティの人材系の仕事という二重の意味で須賀さんとリンクしますね。一度お引き合わせしようか。あとマッコリーだったら、沖縄の空閑さんもそうですね。

安土さんは、二人のミヨコさんで、一人は上にでてきた菊川美代子さんで、彼女も放射能が原因で一世一代の決意でやってきた口です。博士号ほっぽりだして。もう一人のミヨコさんは、中田美洋子さんで、彼女もフルート奏者で(鎌田さんもね)、同じ大学(東北大学)じゃん。鎌田さんも仙台。しかも中田さんと須賀さんはEPPINGつながりでつながってます。なんか派閥ができそうだな(笑)

なぜかウチにある尺八に挑む安土さん。そうなのよね、過去、鎌田さんも美洋子さんもトライしてました。笛吹の宿命のような(大袈裟な)

でも、僕との接点はあんまりないね(笑)
でも、あるんだよ。

海外5年キャリアの意味
お二人とも経歴みてると、すごい頑張って勉強してますねー。なんか近寄りがたいって感じ。でも、会ってお話した感じでは、その辺のフェミレスで女子高生と話してるみたいな感じ。健康な「きゃいきゃい」感がありました。くっだらない冗談ばっか言ってる僕がいけないのかもしれないんだけど、皆でゲラゲラ笑ってるうちに時間が過ぎていったって感じ。

あ、そだ、話題になったのが、「海外で英語/仕事で輝いてる女性(キラリ♪)」が、ギャグになっているということ。ぶははは!って爆笑してたもんな。

そういう切り口で取材されて、そういう切り口でまとめられたりもするんだけど、まー、一応はそういうことになるんだろうけど、うーん、「ちょっと違うんだけど」という。

海外5年も住んだら、「わかるよね?」「はい」ってことで、なんかそんな凄いことじゃないんだなーって。英語も、仕事も。余裕カマしてそう言ってるわけでも、謙遜してるわけでもなくて、いや、そんなスゴイことじゃないよって。そりゃそういう人もいるかもしれないけど、でも、自分はもっと地に足着いてますよ、飛んでませんよって。

それはあなたが東京在住で、今時珍しい東京憧憬満載の地元の後輩かなんかに、「先輩すごいですね、なんつっても東京だもんなー、世界のメトロポリタンだもんなー、先輩はそこで最先端のライフスタイルをやってるわけですよね、すっげー!」とか仰角90度のレスペクト光線を浴びてるようなもの。いや、そんないいもんじゃないって!全然違うわ!という。

5年、あるいは3年くらいかなー、思うに、だんだん日本と海外の高低差がなくなってくるんでしょうねー。仰ぎ見るような異世界である「海外」も、最初は「うきゃー」とどったんばったんしながらも、収まるところに収まってくるのが数ヶ月、安定フライトになってシートベルトを外してもよくなって、それから数年の間で、ちょこちょこ起きる異常事態(シェア先で揉めるとか、仕事クビになるとか、毎日の話ではないが珍しくもない出来事)を一通り廻して経験して、気がついてみれば、海外違和感ゼロになって、日本に住んでるのと全く同じ感覚になる。

それをあらたまって「海外で~キラッ」的なフォーマットで捉えられたりすると、さっきの東京メトロポリタンと同じく、「ぶ!」となって吹き出してしまう感じ。

「海外」が「解決」にならなくなる日~次のステップ
でも、そうやって日本も海外も地続きになってしまうと、「海外」というのは「解決」ではなくなるのですよ。日本であれこれガンジガラメに縛られてた人にとっては、本来の自分を取り戻す、自己奪回のレコンキスタという意味で、海外は爆発的なツールになります。そこまででなくても、「海の向こうでも、違った生き方があるのね」「それも全然可能なのね」とわかるだけでも大きな打開策になる。一度は(旅行ではなく)住んでみなはれとおすすめする所以です。命もう一個ゲットしたくらいの価値あるから。

しかし、その効用を十分に堪能し、成長もしたあとでは、その効能も切れてくる。
それは、活動エリアや領土が広がっただけのことで、その領土の上で「何をやるか」(どういう人生にしていきたいか)については未解決なわけですから。
お二人は今まさにその地点におられるように見えました。

そして、それが僕の、そして僕ら全てとの接点になるのかなーって。
でもって、その接点があれば、大抵の話は通じますよね。

ねえ、なにやって生きていきましょうかねえ?って。

 

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